絶滅の一因か?恐竜の卵が孵化するまでの期間は予想以上に長いことが判明


恐竜の卵が孵化するまでに、予想以上の時間がかかっていたことが研究の結果明らかとなった。

 

卵の中で子供が3カ月も存在

 

その研究を行ったのは、フロリダ州立大学(FSU)やカルガリー大学などの研究者たち。

 

彼らはゴビ砂漠で見つかった194gのプロトケラトプスの卵と、カナダのアルバータ州で発見された草食のカモハシ竜、ハイパクロサウルス(Hypacrosaurus)の4kg以上ある大きな卵を調査した。

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そして恐竜の子供の歯に注目し、産み落とされてから卵の中でどのくらい時間が経ったのかを示す指標を基に分析したという。

 

その結果、卵の中でプロトケラトプスの子供は約3カ月、ハイパクロサウルスは約6カ月経っていたことが明らかになったそうだ。

 

完全な大人になるまで1年以上

 

今では現代の鳥が恐竜の子孫であるとする説が有力なため、研究者たちも恐竜の卵が鳥と同じように11日から85日で孵化すると仮定していたとしている。

 

しかし鳥に比べて思った以上に時間がかかり、さらに完全な大人に成長するまでに約1年以上かかっていた可能性も出てきたという。

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このことは絶滅するような出来事が起きた場合、他の動物よりも非常に不利な状況に置かれていたと考えられるそうだ。

 

FSU のGregory Erickson教授は報告の中で「なぜ恐竜が白亜紀の終わりに絶滅に向かったのか、一方でなぜ両生類や鳥、哺乳類、他の爬虫類らがその期間を乗り切り、繁栄できたのかを理解する上で、今回の発見は密接な関係があると思っています」と語っている。

 

確かに爬虫類や鳥、両生類も現代まで生き延びてきた。絶滅の原因について知るためには、今後も恐竜のさまざまな性質を知る必要があるのかもしれない。

 

出展元:INDEPENDENT:Dinosaurs might have gone extinct because their eggs took so long to hatch, new findings suggest(1/4)

出展元: Florida State University News: How long did it take to hatch a dinosaur egg?FSU research says 3-6 months(1/2)