NASAが地球への隕石衝突を回避するための新しい計画に着手


6月30日、NASAは隕石の地球衝突を回避する新しい計画を発表した。

弾丸より早い速度で衝突させる

 

その計画とは「DART(Double Asteroid Redirection Test)」と呼ばれるもので、NASAは予備的な設計デザインの着手にゴーサインを出したという。

 

この計画は今後10年間に渡って進められる予定で、「Didymos」という互いの軌道上を回っている2つの隕石をターゲットにして、2022年の10月には実験を行いたいとしている。

 

この計画の仕組みは、冷蔵庫サイズの宇宙船「DART」を、弾丸よりも速い速度、秒速6kmのスピードで隕石に衝突させるというもの。

 

そしてなるべく早い段階で衝突させることで、隕石の飛行経路にわずかな変化を生じさせ、地球への接近や衝突を回避させ、災害から守るとしている。

小さい隕石に当てて観測する

 

ターゲットになっている2つの隕石「Didymos」の大きさは、小さい方で160m、大きい方は780mもあるという。

 

そして実験では小さい方の隕石に宇宙船を衝突させて、大きいほうの隕石の軌道や飛行経路がどのように変化するかを見るそうだ。

 

この様子は地球にある観測所からも確認できるため、科学者らは運動の衝撃が隕石にどの程度影響を与えるか、または地球へのリスクを最小限にするための効果がどの程度あるか、を研究できるとしている。(了)

 

 

出典元:METRO:NASA to test daring new plan to stop doomsday asteroid hitting Earth(7/3)

出典元:Register:NASA: bring on the asteroid, so we can chuck a fridge at it(7/3)