ミャンマーで洪水により巨大な仏塔が川に飲み込まれる姿が撮影される【動画】


ミャンマーの中心地でここ数日大量の雨が降り、洪水が発生した結果、巨大な仏塔が川に飲み込まれた。

 

毎年、川が岸を侵食して仏塔に接近

 

その仏塔はミャンマーの首都ヤンゴンの近くにある、Magwayという地域にあったとされ、7月20日に洪水によって流されたという。

 

動画には岸が濁流によって侵食され、巨大な仏塔がゆっくりと傾いていく姿が写っている。

 

そして川に飲み込まれていく仏塔の姿を見た人々の、嘆き悲しむ声も捉えられていた。

Facebook/Channel NewsAsia

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この映像を撮影した修道僧のPyinnya Linkaraさんによれば、この仏塔は2009年に建てられたが、当時は川からずっと離れた場所にあったという。

 

しかし年々、川の水量が増え、岸が侵食されて仏塔に近づき、今回の洪水によって水没してしまったそうだ。

仏塔とは何か?

 

仏塔とは、釈迦の遺体や遺骨、またはその代替物を安置した仏教建築をいう。卒塔婆や塔婆とも呼ばれるが、ミャンマーなどでは「パゴダ」と言われ、基壇をピラミッド状に築き、釣り鐘型の滑らかな構造が特徴となっているそうだ。

flickr_McKay Savage

もともと卒塔婆は高層仏教建築物を指したが、やがて日本では細くて高い建物を「塔」と呼ぶようになったと言われている。日本にも仏塔はあり、三重塔や五重塔と呼ばれるものがそれにあたる。

 

今月だけで洪水で9万人が避難

 

ミャンマーではここ数日大量の雨が降り続き、政府も警戒を呼びかけ、仏塔が沈んだMagway地域でも、すでに6万人が避難を余儀なくされていたという。

 

また今月だけでもミャンマー中心部及び南部では、洪水により約9万人が避難をし、2人が死亡したとされている。

 

さらにミャンマー政府は今後も数日間、強烈なモンスーンによる雨が降り続く可能性があるとして、洪水警報を出し、警戒を呼び掛けているという。(了)

 

出典元:Channel News Asia:Floodwaters swallow Myanmar pagoda(7/24)