皆に愛されてきた樹齢1000年以上の巨木、暴風雨でなぎ倒され落胆の声が広がる


アメリカで多くの人に親しまれてきた巨木が、数日前から続く暴風雨によってなぎ倒され、落胆の声が広がっている。

 

 1000年以上生きてきたセコイアの巨木

 

その巨木とはカリフォルニア州サクラメント、「Calaveras Big Trees State Park」内にあるセコイアの木。

 

樹齢は1000年を超えると考えられており、1880年代に根元近くの幹の部分がくり抜かれ、人々は木のトンネルを車で潜ることもできたという。

Facebook/Calaveras Big Trees Association

Facebook/Calaveras Big Trees Association

そのため公園を訪れる人に親しまれており、「パイオニア・キャビン・ツリー」という愛称で呼ばれてきたそうだ。

 

しかし先週末からカリフォルニアの一部に洪水の被害をもたらした暴風雨によって、昨日なぎ倒されているのが発見された。

Facebook/Claudia Beymer

Facebook/Calaveras Big Trees Association

根の張り方が浅いのが原因か

 

公園レンジャーがCNNの取材に答えた内容によれば、巨木が倒れた原因は根の張り方が浅くなっていたからではないかという。

 

またロイターが伝えたところでは、今回の暴風雨でカリフォルニア州やネバダ州の一部でも川が氾濫し、数千人の住民が避難を余儀なくされているそうだ。

Facebook/Calaveras Big Trees Association

ネットでは落胆の声が寄せられる

 

巨木が倒れたというニュースを受け、ソーシャルメディアのユーザーらは落胆のコメントを多く寄せている。

 

「なんて寂しいこと。まるで古い友人を失ったよう。子供の時、何度もこの公園にいったわ」

 

「今日の悲しいニュース」

 

 

またCalaveras Big Trees Associationのフェイスブックにも「なくなってしまうなんて悲しい」「ここには、とても美しく幸せな思い出があるの。でも誰も傷つかなくてよかった」「数年前に息子と休みの日に出掛けて行って、中をくぐった思い出があるわ」というコメントも寄せられている。

 

確かに幼い時に訪れた思い出の場所が変わってしまうのは、寂しいもの。しかしこんな大きな木が倒れるとは、それだけ今回の嵐は勢力が強かったに違いない。

 

出展元:ABC NEWS:Beloved California Giant Sequoia Tree Felled by Storm(1/9)

出展元:CNN:One of California’s famous ‘drive-through’ trees toppled by winter storm(1/9)