眠っている間に一酸化炭素が家に充満、飼い猫が夫婦を起こし危機を救う


一酸化炭素中毒の危険にさらされたアメリカ人夫婦を、飼い猫が救ったとして話題になっている。

心臓発作に似た激しい痛みに襲われる

 

その夫婦とはウィスコンシン州のReedsburgという街に住む、夫のKevin Shanahanさんと妻のAnnetteさん。

 

ABCによれば先月のある夜、Annetteさんは突然激しい痛みで目覚め、ベッドの脇にある椅子に座っていたという。

 

当初、彼女は自分が心臓発作に見舞われたと思い、そばに寝ていた夫にも苦しさを訴えることができない状態だったそうだ。

 

ところがその時、8歳になるメインクーン(大型の猫)との雑種の飼い猫「Grace」が部屋の中から足でドアをドンドン叩き始めたとしている。

 

flickr_Austin White

猫がドアを何度も叩き夫が目を覚ます

 

「Grace」がドアを叩く音は非常に大きく、しかも何度も繰り返されたため、椅子の上で眠りかけていたAnnetteさんもその音で再び目を覚まし、夫のKevinさんも同時にベッドから起き上がったという。

 

しかし立ち上がったKevinさんも朦朧としており、何かが変だと気づき、家にいなかった子供たちに携帯で連絡したそうだ。

 

その後、妻のAnnetteさんは渡された携帯で911(緊急通報)に連絡。朦朧としながらも担当者に、息ができないことと自分の住所を言い続けた。

ガス給湯器の通風口が凍って閉ざされる

 

その後、ガス会社と救急隊員らが家に到着。Annetteさんの家の階段に、通常の約110倍もの一酸化炭素が充満しているのが明らかになり、すぐに2人は救出されたという。

 

そもそもAnnetteさんの家では古いタンクなしのガス式給湯暖房機を使っていたが、氷で通風口が閉ざされており、夫婦が寝る前に子供たちがシャワーを浴びた後、部屋に一酸化炭素が充満したと見られている。

 

またAnnetteさんによればいつもは寝る前に「Grace」をベッドルームの外へ出すのだが、その夜はとてもよく「ニャーニャー」と鳴くので、具合が悪いのかと思い部屋に入れてあげたという。

 

しかし今では、その時から「Grace」はすでに部屋の異変に気づいていたのではないか、と考えているそうだ。

 

寒い日に発生しがちな一酸化炭素中毒の事故。確かに猫がドアを叩いて警告しなければ、重大な結果につながっていたのかもしれない。

 

 ※画像は全てイメージです。

 

出展元:ABC:Hero cat named Grace saved couple from carbon monoxide poisoning(3/17)