過去に酷い虐待を受けたワンコ、新たな家で3歳の女の子を救い一躍ヒーローに


以前の飼い主から虐待され、新しい家に引き取られたワンコが、3歳の女の子を救ったとして話題になっている。

突然、吠え始めて飼い主に警告

 

そのワンコとはミシガン州に住むメスの「ピーナッツ」。昨年の4月、ピーナッツは前の飼い主から虐待を受け、足やあばらの骨が折られた状態でDeltaアニマル・シェルターに保護された。

 

その後、現在の飼い主(匿名)に引き取られ、穏やかに暮らしていたそうだ。

 

しかし3月17日の午前11時頃、普段はシャイで大人しいピーナッツが突然吠え始め、家の階段を登ったり降りたりを繰り返したという。

 

あまりにも普段とは異なる行動に、オーナーの男性も困惑。そこで家のドアを開け、ピーナッツを外へ出してあげたそうだ。

 

flickr_Nicholas A. Tonelli

溝の中で裸の少女が震えていた

 

するとピーナッツは家の裏に広がる野原を猛ダッシュ。そして溝の前に来ると、後を追いかけてきたオーナーの男性を振り返った。

 

やがて男性は溝の中に裸の状態で体を丸め、震えている3歳の女の子を発見。彼女を抱き上げ、自分のシャツで包み、走って自宅へと戻ったという。

 

それからすぐに911へ通報。体を毛布で包み暖めていたところ、少女はピーナッツを見て弱々しく「ワンちゃん」と呟いたそうだ。

不衛生な家にはもう1人女性も

 

警察によれば少女にケガはなく、その後検査のために近くの病院へ運ばれたという。

 

そして少女の親を探すため警察が1軒1軒家を調べたところ、彼らがピーナッツの家の近くに住んでいることが判明。

 

しかしその家は住むにはあまりにも不衛生で危険なため、少女ともうひとり一緒に住んでいた若い女性は、その後施設に保護されたそうだ。

 

ピーナッツの飼い主は、Deltaアニマル・シェルターに送った文章で次のように述べている。

 

「ありがとう、ピーナッツ、幼い少女を救ってくれて。ピーナッツは私たちに、そして今では他の人々にも幸運をもたらしました。私たちが一緒に暮らしてからどんなに感謝しているか、どんなにピーナッツが素晴らしい犬か、それを言葉では言い表せません」

 

 

人間からひどい虐待を受けても再び人を信じ、少女さえ救ったピーナッツ。新しいオーナーのもとで、いつまでも幸せに暮らしてもらいたい。(了)

 

 

出展元:CBS NEWS:Former shelter dog hailed as a hero for finding 3-year-old girl curled up in ditch(3/21)