BBCのクルーがエトナ山爆発の瞬間に遭遇、噴石が降り注ぐ映像が恐ろしい


イタリア南部のシチリア島にあるエトナ火山。その取材を行っていたBBCのチームが、突然の爆発に遭遇し、その様子を撮影した。

噴石が降り注ぎ、熱い蒸気が噴出

 

取材にあたっていたのは、レポーターのRebecca Morelleさんやカメラマン、科学者などを含めたBBCのサイエンスチーム。

 

彼らと8人の登山客は3月16日にエトナ山を登っている最中に突然、噴火に遭遇。

 

雪を含んだ溶岩が大きな爆発を引き起こし、熱くなった岩石が降り注ぎ、蒸気が至るところから噴き出してきたという。

 

BBCのチームは混乱し逃げながらも、その様子を偶然撮影。またその後も、雪上車に避難した人々の様子を捉えていた。

 

頭をケガしたり火傷を負ったり

 

リポーターのMorelleさんによれば、10人ほどが噴石や蒸気によって、頭をケガしたり火傷やあざ、切り傷を負ったりしたという。

 

彼女はツイッターに、その時の凄まじさを物語る写真を投稿している。

 

 

 

また山岳ガイドの1人は肩の関節が外れ、78歳の女性も噴き出した熱気のそばにいたが、なんとか全員安全な場所まで逃げ延びることができたそうだ。

 

その後、雪上車に避難した人々は、レスキュー隊によって無事下山することができたとされている。

世界でも非常に活発なエトナ山

 

エトナ山は世界でも非常に活発な火山の1つで、2、3週間前にも大規模な噴火を引き起こしているという。

 

 

今回の爆発は溶岩の流れに雪が混じり、急激に熱せられて蒸気が噴出したことが原因と考えられている。

 

しかし今までは溶岩がゆっくり流れている時は激しい爆発は起きていなかったため、BBCのチームも噴火の状況を調べようと今回登ったとされている。

 

とにかく大きなケガを負った人や犠牲者が出なかったのは、不幸中の幸いだったと言えるかもしれない。(了)

 

 

出展元:BBC:Mount Etna: BBC crew caught up in volcano blast(3/16)