FBIが露の犯罪組織を監視するため、過去にトランプタワーで盗聴していた事実を認める


アメリカ連邦捜査局(FBI)が昨年の大統領選期間中ではなく、2011年にトランプタワーで盗聴を行ったと認め、注目されている。

ロシアの犯罪組織を盗聴していた

 

FBIのジェームズ・コミー長官は20日の公聴会で、大統領選挙の期間中に当時のオバマ大統領の命令により、トランプ氏を盗聴していたとする証拠は得られなかったと述べている。

 

しかしABC NEWSによれば、FBIは2011年にトランプ氏の3階下に住んでいたロシアの犯罪組織を監視するため、正式な令状を取り盗聴していた事実を認めたという。

 

そして2年に及ぶ捜査の結果、2013年4月には犯罪組織のメンバー30人以上をマネーロンダリングなどの罪で逮捕、起訴したそうだ。

 

またこの捜査により、トランプタワーの63Aという部屋を経由して、アメリカに5000万ドル(約56億円)という多額の違法な資金が流入したことも明らかになった。

リーダーはミス・ユニバースの会場に現れる

 

当時の犯罪組織のリーダーとされていたのはAlimzhan Tokhtakhunov容疑者で、彼は逮捕を逃れ、その後アメリカから姿を消したという。

 

そして逃走から数カ月後、Tokhtakhunov容疑者はミス・ユニバース・ロシア大会のVIP席に姿を現したそうだ。

 

無論、その会場には以前から報道されている通り、トランプ氏も出席していたと言われている。

ビジネスや犯罪の世界でもコネがある

 

2014年、この捜査を率いたMike Gaeta氏は声明で、Tokhtakhunov容疑者が当時違法なギャンブルの取引において主要な役割を果たしていたと発表。

 

さらに「彼は目立つ存在で、犯罪の世界と同様にビジネスにおいても非常に強力なコネクションを持っており、海外においても、例えばロシアやウクライナ、ウズベキスタンや他の国々においても繋がりを持っています」と語っている。

 

また当時、部屋を所有していたロシア人ビジネスマンのVadim Trincherも、不正な取引によって逮捕され5年の刑が言い渡されたという。(了)

 

 

出展元:abc NEWS:Russian mafia boss still at large after FBI wiretap at Trump Tower(3/21)