ISISのバグダディ容疑者の死亡説が浮上、プロパガンダの可能性も


シリアのメディアは先週、ISISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が死亡したと伝えている。

死亡した状況を示す写真も公開

 

シリアの国営テレビは、先週末に行われたシリアの都市ラッカへの空爆により、バグダディ容疑者が死亡したと伝え、その状況を示した同容疑者のものとされる写真などを公表したという。

 

これを受けソーシャル・メディアなどにも敵のリーダーの死を喜ぶ投稿が多く見られたそうだ。

以前の死亡説はプロパガンダ

 

しかしながらこの情報はまだ正式に確認されていない。それどころか多くの人々から疑いの目を持たれているそうだ。

 

実際、ISISが運営するニュース・メディア「Amaq」によれば、指導者の死に関して本当かどうか確認が取れていないという。

 

しかもバグダディ容疑者はこれまで何度も死亡したと伝えられたことがあり、いずれもこの種の報道がシリア政府によるプロパガンダだと明らかになっている。

バグダディ容疑者はシリアに戻っていた?

 

もっとも土曜日にはラッカへの空爆が行われたのは確かなようだ。

 

またこれまでバグダディ容疑者はイラクにいると思われてきたが、情報機関によれば、イラク軍によるモスル奪還作戦の最中に、シリアに戻ってきていたという。

 

現在、ISISはシリアやイラクでも劣勢に立たされていると言われているが、今回の死亡説が真実かどうかは、しばらく様子を見守った方がいいかもしれない。(了)

 

出展元:METRO:Isis leader Abu Bakr al-Baghdadi is dead, state TV claims(6/11)