トランプ大統領がマスコミを脅迫?定例会見を止める可能性を示唆


大統領の代弁者として報道官が行ってきた定例記者会見。トランプ大統領はこれを行わない可能性について言及した。

「記者会見を自分で行う」

 

12日の午後、トランプ大統領はFoxNewsのインタビューにおいて、「私たちは記者会見を行わない。2週間ごとに会見をすることができず、自分で行えない限りは。それが、いい考えだと思う」と述べたという。

 

これは大統領選挙においてロシアとのつながりを調査していた前FBI長官のコミー氏が解任された理由について、トランプ大統領と報道官との説明が食い違っているという批判を受けてのこととされ、マスコミへの不満の表れと考えられている。

 

そもそも報道官はコミー氏の解任については司法省の推薦に基づいて判断されたとしたが、大統領は先日、解任は自分1人で決めたと語っていた。

一番いいのは書面での回答を配ること?

 

このインタビューに先立ち、トランプ大統領は自身のツイッターで次のように語ったそうだ。

 

「活動的な大統領が多くの出来事に取り組む中で、私の代弁者が完全な正確性を持って会見の場に立つことは不可能だ」

 

さらに彼は「恐らく一番いいのは、将来に渡って記者会見を中止することかもしれない。そしてより正確を期すならば、書面の回答を手渡すことがいいのでは???」とツイートした。

 

このツイートは大きな波紋を呼んでいるが、トランプ大統領を取り巻く関係者らはこのコメントに同調しており、以前から記者会見の回数を減らすべきか、または会見の場をホワイトハウスに隣接する「アイゼンハワーExecutive Office Building」へ移動すべきかを検討していたという。

報道官を擁護し仕事ぶりを評価

 

またトランプ大統領はインタビューにおいて、スパイサー報道官や、彼の代わりに会見を行なった女性のSarah Huckabee Sanders副報道官について擁護。次のように述べたとされる。

 

「人々が彼らに抱いている敵意のレベルは信じがたいほどだ。それは非常にアンフェアーだ。Sarah Huckabee氏は美しい若い女性だ。ご存知のようにショーン・スパイサーも、彼は素晴らしい人間だし、良い男だ。彼はいい仕事をしている。しかし皆から袋叩きに合っている」

ホワイトハウス記者会は反発

 

一方、ホワイトハウス記者会は、記者会見をやめれば透明性が失われ、国民の知る機会を損ねると反発。

 

「憲法で守られた原則を脅かすどのような行為にも抗議する」としてトランプ大統領を非難する声明も発表したという。

 

結局、12日には記者会見が行われ、大統領の発言について記者から尋ねられたスパイサー報道官は、「トランプ大統領はマスコミについて少し失望しているのだと思う」と説明した。

 

 

出展元:ABC News:Trump threatens to cancel press briefings, says Spicer ‘gets beat up’ (5/12)