北のミサイル発射失敗、英専門家が米のサイバー攻撃による可能性を示唆


昨日、北朝鮮がミサイルの発射に失敗したが、これがアメリカのサイバー攻撃による可能性があるという意見がBBCで報じられた。

ミサイル発射で英も動向に注目

 

4月15日、北朝鮮は故・金日成主席の生誕105周年を祝い、軍事パレードを行った。そして翌4月16日の午前6時21分ごろ、東部にある新浦から中距離弾道ミサイル1発を発射したが、4から5秒後には上空で爆発。打ち上げ実験が失敗したと見られている。

 

これに対しイギリス外務省の報道官は声明で「私たちは北朝鮮によるミサイル実験の報道を受け、懸念しています。またこのような状況をしっかりとモニターし続けています」と発表した。

サイバー攻撃が行われていた可能性

 

また保守党の前外務大臣だったMalcolm Rifkind氏はBBCの番組に出演。ミサイルの打ち上げ失敗が、アメリカのサイバー攻撃による可能性もあると伝えた。

 

彼はBBCのインタビューで「ミサイルが単に故障したか、またはアメリカのサイバー攻撃によって妨害された可能性があります」とコメント。

 

さらに「ミサイル発射は、制御するためのシステムに十分な能力がなかったために、失敗したのかもしれません。しかしこれまでもアメリカはサイバー攻撃によって、何度かこの種のテストを妨害し、失敗させてきたという非常に有力な説もあります」と語っている。

 

ただしRifkind氏は、例えそうであったとしても、あまり喜ぶべきではないという。

 

彼は取材に対し「北朝鮮はこれまでも多くの発射実験に成功しています。核兵器開発プログラムに関して言えば、彼らは技術の進んだ国家です。これはいまだに事実として、動かしがたい現実として残っています」と述べた。

 

ミサイル発射の失敗については、これ以外にも「北朝鮮側が戦争になるのを恐れ、あえて失敗させたのではないか」や「単にミサイルの機能を確認しただけではないのか」という意見もあるようだ。(了)

 

 

出展元:BBC:Foreign Office ‘concerned’ by N Korea missile test reports(4/16)