パキスタンでバレンタインデーが禁止へ、裁判所が判決を下す


先日、パキスタンでバレンタインデーのお祝いを禁止する判決が、裁判所によって下され注目されている。

大統領もバレンタインデーを批判

 

英紙Independentによれば、このような禁止への動きはかねてからあったという。

 

実際にパキスタンのMamnoon Hussain大統領も昨年、セレモニーでバレンタインデーが自分たちの文化とは一切関係がないため祝うべきではないと発表。

 

さらにバレンタインデーは、イスラムの価値観を損なう可能性のある西洋からの輸入品だとし、国民に注目しないよう促してきたそうだ。

公共での行事や放送が禁止へ

 

そして今回は個人が、2月14日のフェスティバルは見せかけの愛を装い、不道徳で下品、性行為を促進するとして裁判所に禁止を訴える請願書を提出。

 

その結果、首都のイスラマバードにある高等裁判所は、国内においてバレンタインデーの公共での行事や放送などを禁止する判決を下した。

 

この判決は担当する省や連邦政府、議会の議長、委員長にも通達され、彼らは10日以内に禁止令への対応策を提出することを求められているそうだ。

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地方での禁止令は多くの人が無視

 

近年、パキスタンの多くの都市ではバレンタインデーの人気は高まりを見せていたが、一部の宗教グループはそれを非難してきたという。

 

また過去には地方議会でフェスティバルの禁止が可決されたこともあったが、多くの人がその禁止令を無視していたそうだ。

 

しかも実は昨年もバレンタインデーの禁止を要請する訴訟が行われたようだが、その時は裁判所によって訴えが退けられたとか。

 

そのため今回の国家的な禁止令が実効性のあるものになるかどうかは、主に警察がどのように取り締まる方法を決めるか、特に彼らがバレンタイン・カードやギフトの販売をターゲットにするか、にかかっているという。

 

 

出展元:INDEPENDENT:Pakistan bans Valentine’s Day for being unIslamic(2/13)