マイケル・ムーア監督が内部告発サイトを開設、その名も「トランピリークス」


ドキュメンタリー映画を多く手がけてきたマイケル・ムーア監督が、内部告発サイトを立ち上げたとして話題になっている。

写真や動画、音声記録まで安全に送れる

 

そのサイトの名前は「トランピリークス」。あの「ウィキリークス」にちなんで命名されたとみられ、トランプ政権に関する情報を内部告発できるものとされている。

 

そのウェブサイトは「Peerio」や「Signal」といった暗号化されたセキュリティ強化型メッセンジャーアプリを使用しており、告発者が文書や写真、ビデオや音声記録まで、ムーア氏個人のサイト内へ安全に送ることができるという。

 

無論、これだけネットの技術が発達した世界において100%安全という保障はできないかもしれない。

 

それでもムーア氏によれば、情報提供者の匿名性を確保するために最も安全な技術を導入し、すぐにメディアにも情報が伝わる仕組みも整えたという。

TrumpiLeaks

現政権下での初の情報漏えい事件がきっかけ

 

そもそもムーア氏がこのサイトを立ち上げたのは、トランプ政権下で初めてメディアへの情報漏えい事件が起き、司法省が6月5日に政府の契約職員、Reality Leigh Winnerさんを告発したことがきっかけだとされている。

 

その事件ではWinnerさんが国家安全保障上のトップシークレットの情報をメディアの「The Intercept」に送ったとされ、その情報の中には選挙登録に関するソフトウェアを有権者に販売していた会社がロシア軍の情報部隊のハッキングを受けていたという内容も含まれていたそうだ。

Twitter/Michael Moore

ムーア氏は「トランピリークス」を立ち上げた理由について、次のように述べている。

 

「トランプ大統領やその関係者による国民の信頼を裏切る行為や、職権乱用などの情報を知っている人々、特に国を愛するアメリカ人や法の執行者、または民間企業はアメリカ合衆国を専制政治から守るという名のもとに、内部告発をすることが求められています」

大統領弾劾の可能性も指摘していた

 

ムーア氏は昨年の大統領選でトランプ氏の当選を予想しており、また大統領就任直後から弾劾される可能性について言及してきたと言われている。

 

また現在はトランプ大統領の当選が確定した日を意味する「華氏11/9」など、大統領を露骨に批判するドキュメンタリーも製作中。それ以前には、ブッシュ政権の「テロとの戦い」について批判的に検証したドキュメンタリー「華氏911」も作ってきたという。(了)

 

 

出展元:INDEPENDENT:Michael Moore launches website ‘Trumpileaks’ for whistleblowers inside the Trump administration(6/6)