ラスベガスが再生可能エネルギーの街へ、公共施設で100%を実現したと市長が宣言


カジノのきらびやかなネオンに包まれたラスベガス。それが昨年、再生可能エネルギーの街に生まれ変わったと言われている。

約10年かけて目標を達成させる

 

英紙INDEPENDENTは、ラスベガスが昨年、市が使う電力を全て再生可能エネルギーまたはグリーンエネルギーで賄うという、約10年かかった目標をついに達成したと報じた。

 

そしてこの事実はアメリカで再生可能エネルギーの実用化に取り組む地域の中でも、最大の街になったことを示しているという。

市庁舎や街灯、公園の電力を賄う

 

このプロジェクトを達成するのに貢献したのは「Boulder Solar 1」。NV Energyという電力会社がボールダーシティ付近に作った新しい太陽光発電プラントで、100メガワット発電できると言われている。

 

そしてラスベガスにはNV Energyの電力網から毎年20メガワットずつ供給され、市にある140のビルに使用されているそうだ。

 

また市も自らの敷地内にある太陽光発電から約200キロワット得ることができ、それらを組み合わせることで今では市庁舎や公共のビル、駅、街灯、公園などで使われる電力は全て再生可能エネルギーで賄われているという。

街のビルにパネルを取りつけ節約

 

実はラスベガスがこのプロジェクトを始めたのは、2008年からとされている。

 

彼らはエネルギー使用量を30%減らすことを計画。数年かけて4000万ドル(約46億円)以上を投資し、街のビルにソーラーパネルを取り付けるなどして、毎年500万ドル(約5億7000万円)も節約してきたそうだ。

 

さらにこの動きは多くのカジノにも影響を与え、その後彼らもより多く再生可能エネルギーを使用する計画を発表したと言われている。

 

Carolyn Goodman市長は昨年12月13日、記者団に対し「ラスベガスは、その電力の全てをグリーンエネルギーで賄うと誇れる、世界でも数少ない都市の1つになりました」と宣言した。

 

またラスベガスには2017年の終わりまでに、フーバー・ダムからの電力供給を受ける計画もあるとされている。

 

 

出展元:INDEPENDENT:Las Vegas is now completely powered by renewable energy(2016/12/23)

出展元:News3LV:Mayor Goodman: Power for all Las Vegas buildings using renewable sources(2016/12/13)