難民とともに1人で地中海を渡った4歳の少女が、5カ月ぶりに母親と再会を果たす


今週、行方の分からなかった4歳の娘と母親が再会できたとして、多くの人々から祝福された。

娘を預けた知人がイタリアへ出発

 

3月27日、北アフリカからイタリアへ渡った4歳の少女が、シチリア島のパレルモ空港で約5カ月ぶりに母親と再会、抱き合う姿が撮影された。

 

Facebook/Pensieri scalzi di L.Scudiero

 

その少女の名前はOumohさん。Global NEWSによれば彼女の母親であるZanabouさんは昨年、地元の風習である「女性器切除」から娘を守るため、コートジボアールにある自宅から娘を連れ出したという。

 

そしてアフリカ北部のチュニジアに到着したZanabouさんは知人に娘を預け、自分の荷物を取りに一旦自宅へと引き返したそうだ。

 

しかし再びチュニジアに戻る前に、知人はOumohさんを連れてイタリアへ出発。しかもOumohさんはその知人とも航海の途中ではぐれてしまったとされている。

偶然知り合いの少女が写真を確認

 

結局、彼女は昨年11月に、地中海を渡ろうとする難民のボートの中でイタリアの沿岸警備隊によって発見され、その後ランペドゥーサ島の施設へ送られたという。

 

もっともOumohさんについては誰も知っている者がおらず、身元も不明のまま。しかし知り合いの少女がレセプションセンターで遊んでいる時、偶然Oumohさんの写真を確認。

 

少女の証言により当局が調査を進めた結果、身元も判明し、チュニジアに戻っていた母親のZanabouさんとも連絡が取れたそうだ。

 

そして慈善団体の支援もありZanabouさんは今週の月曜日、パレルモ空港に到着。約5カ月ぶりに娘との再会を果たした。

 

Facebook/Misericordia Piana Degli Albanesi

Facebook/Alessandro Orale Orsi

難民の数は昨年より50%も多い

 

イタリアでは今年に入りすでに約2万1000人以上の難民が到着しているとされ、昨年の同じ時期に比べ50%も上昇し、約1万4000人も多くなっているという。

 

難民の中には1人で渡ってくる人も多いようだが、Oumohさんのようなケースは非常に珍しいそうだ。(了)

 

 

出展元:Global NEWS:4-year-old migrant girl reunited with mother after 5 harrowing months apart(3/28)