ISISが8000人の「殺害リスト」を作成、トランプ大統領の名も


ISISが殺すべき人間の名前を連ねた「キル・リスト」を作っていたことが判明し、不安が広がっている。

住所までリストに載せる

 

これを作成したのはISISとのつながりが深いハッカー・グループの「United Cyber Caliphate (UCC)」。

 

彼らは秘密のメッセージ・サイトの中で、アメリカ人やイギリス人など8786人の名前と住所、そしてEメールのアドレスを記した「キル・リスト」を公開。

 

それぞれの国内に潜伏している一匹狼型のテロリストに対し、彼らを殺すよう呼びかけたそうだ。

 

リストにはよく知られている政治家やセレブ、宗教指導者などの名前が書かれているとされ、またアメリカやイギリス、カナダ、アフガニスタンなどでテロ・グループを公然と非難したイスラム教徒も含まれている。

 

またその中にはアメリカのトランプ大統領の名前も含まれており、ハッカー・グループはビデオの中で彼を脅迫するメッセージを送っていたという。

「見つけ次第、彼らを殺せ」

 

そのメッセージは、次のように告げている。

 

「アメリカに住む人々、そして特に重要なことに、お前らのトランプ大統領に対してメッセージがある。われわれがお前らとの戦争を継続することを知っておくべきだ。そしてお前らの反撃はわれわれを強くするということも。UCCはお前らに対する戦いの新たな段階に突入するだろう。まもなくそれが起きることを期待しておけ!全てはアラーの思し召しだ」

 

さらに国内にいる一匹狼型のテロリストに対し「彼らを見つけ次第、殺せ」と呼びかけたそうだ。

 

SITE intelligence group

専門家は「防ぐ手段はない」

 

もっともこのような「キル・リスト」は決して新しいものではない。昨年もターゲットにされた人の名を連ねたリストがあったという。

 

しかし今回のように住所まで載せるのは初めてとされている。

 

元FBIの職員で現在は弁護士をしているStuart Kaplan氏は、CBS12の取材に対し次のように述べているそうだ。

 

「もし実際にISISの信奉者がこのリストを手に入れ、また隣人になりすましその人間の居場所を特定することができ、相手に何か恐ろしいことを企てようと決心したなら、その可能性を測る方法も、防ぐ手段もありません」

非政府系の組織が動画を発見する

 

ISISはこれまでも繰り返し秘密のメッセージ・サイトを使っており、先日イギリスで起きたウェストミンスター橋付近の襲撃事件が起きる前も、それを使い一匹狼型のテロリストに呼びかけていたという。

 

しかし今回、非政府系のテロリズムに対抗する組織「SITE Intelligence Group」が、このショッキングな動画を突き止めたそうだ。

 

「SITE Intelligence Group」は20年近くも世界的なテロや原理主義者のネットワークを追跡し、分析も続けており、この分野では最も知識があり、信頼できる専門組織の1つとされている。(了)

 

 

出展元:THE Sun:‘KILL THEM WHERE YOU FIND THEM’Pro-ISIS group draws up ‘kill list’ of targets – including names, addresses and emails of people in US and UK – and threatens Donald Trump(4/4)