奇妙すぎる!猫を囲んで回り続ける七面鳥の群れが目撃される


多くの七面鳥が路上で死んだ猫を取り囲み、円を描きながら移動し続ける不思議な姿が撮られ話題となっている。

奇妙な儀式のように延々と続く

 

この奇妙とも言える行動が撮影されたのは、アメリカのマサチューセッツ州にあるランドルフという町。3月2日にツイッターユーザーのJonathan Davisさんによって偶然、捉えられた。

 

動画を見ると車にひかれて死んだらしい猫の周りを、20羽ほどの七面鳥の群れが一定の距離をとりながら、同じ方向に回り続けている。

 

 

しかもまるで何かの儀式のように、この不思議な行動を延々と繰り返していた。

捕食者を観察していたのか?

 

カリフォルニア大学で鳥の行動生態学を研究しているAlan Krakauer氏は、米メディアのThe Vergeの取材に対し、七面鳥が捕食者を観察していた可能性があるとメールで答えている。

 

そのメールによれば、この行動は食物連鎖の下位にある動物が、捕食者に近づく時に見られるものの1つだという。

 

これは一見、鳥たちには危険な行為にも思えるが、このように自らの存在を相手に知らしめることで、時に捕食者たちを怖がらせ追い払うことがあるそうだ。

 

さらにこの行動は下位の動物にとって、捕食者がどの程度攻撃の意志を持っているのかを測ることにも役立ち、仲間に警告を知らせる役目もあるとし、コヨーテにも似た行動が見られるとしている。

珍しく滅多に見られない行動

 

またKrakauer氏の意見には、ミシシッピ大学の生物学教授、Richard Buchholz氏も同意しているという。

 

Buchholz氏は、ニワトリやキジ、ウズラなど七面鳥の仲間とされる鳥たちが、捕食者の周りを囲んでいる姿を目にしたことがあるそうだ。

 

しかしそれでも今回のような場面は珍しく、七面鳥の専門家であるカリフォルニア魚類・野生動物局のScott Gardner氏も「彼らがお互いの後を追い、ダンスのような行為に加わっていくのを見るのは、よくあることではありません」とコメント。

 

さらにGardner氏は「彼らは猫が目を覚ますかどうかを見極めるために、待っていたのかもしれません。ともあれ人間の視点からは非常に面白い行動です」と語っている。(了)

 

 

出展元:The Verge:Why exactly are these turkeys circling a dead cat?(3/2)