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入国規制するトランプ大統領令に対し、全米各地で開かれた抗議集会の規模がスゴイ

入国規制するトランプ大統領令に対し、全米各地で開かれた抗議集会の規模がスゴイ
Twitter/Evan Greer

トランプ大統領がイスラム圏7カ国からの入国を禁止する大統領令を発したことで、全米各地で大規模な抗議活動が起きた。

拘束された人を救おうと人々が集まる

 

この大統領令は、具体的にはシリアやイエメン、スーダン、ソマリア、イラク、イラン、リビアなどの国々からアメリカへの入国を90日間停止するというもの。

 

これを受け各州の空港では、7カ国から訪れた人々が一時拘束され、入国できない状況に陥り大混乱。

 

彼らの状況を救おうと、大統領令に異議を唱える人々が集まり、大規模なデモが行われた。

JFK国際空港から全国に広がる

 

ABCによれば、このような抗議活動が始まったのは先週土曜日の28日、JFK国際空港においてだという。

 

そこでは米軍で10年間勤務していた2人のイラク人を含む、6人の入国希望者が拘束されていることがメディアを通じて大きく報道されたため、2000人に及ぶ人々が集結。

 

人々が大統領令に反対し、「憎悪もない、恐怖もない、難民らはここで歓迎されるべきだ」と怒りの声を上げたそうだ。

 

その後、ニューヨーク連邦裁判所の命令により、入国禁止措置は部分的に差し止められ、JFK空港で拘束されていた6人は翌日の29日に入国が許可されたそうだが、他の空港でも在留資格があるにもかかわらず、約300人が足止め、または拘束されるなど混乱が生じた。

 

その結果、抗議活動はワシントン・ダレス国際空港やロサンゼルス国際空港でも行われ、全米各地にも広がったとされている。

 

こちらはボストンのCopley Squareでの抗議活動の様子。

 

ニューヨーク市内のバッテリー公園での抗議集会。

 

シアトルでの様子。

 

ペンシルベニア州でもこの通り。

 

インディアナポリスの空港にも多くの人が。

 

フィラデルフィア国際空港では歌が響き渡る。

 

ニューメキシコ州にあるアルバカーキの空港。

 

ワシントン,D.C.での抗議集会。

 

ホワイトハウス前の様子。

 

空港内で拘束されていた人が解放された瞬間、拍手が。

https://twitter.com/sanasaleem/status/825896594436337667

各州の司法長官が批判の声明を発表

 

トランプ大統領はこの事態を受け声明で「これは多くのメディアが誤って報道しているような、イスラム教徒の入国禁止ではない。宗教を制限するものでもない。テロに対応するもので、自国を安全に保つためのものだ」と主張。

 

しかしカリフォルニアやコネチカット、ハワイ、イリノイ、アイオワ、メイン、メリーランド、マサチューセッツ、ニューメキシコ、ニューヨーク、オレゴン、ペンシルベニア、バーモント、バージニア、ワシントンの15州とコロンビア特別区の司法長官らは、この大統領令を違憲とし、次のような共同声明を発した。

 

「私たちはこの大統領令が最終的には裁判所によって破棄されることに自信を持っています。その間、私たちはできるだけ多くの人が混沌とした状況で苦しまないことを、確実にするために一生懸命働きかけを行っていくつもりです」

同じ共和党内からも批判が出る

 

またトランプ大統領の身内である共和党からも批判が噴出。John McCain上院議員やLindsey Graham議員などを含む多くの共和党議員も、共同で次のような声明を発表した。

 

「私たちはこの大統領令が、国務省や国防総省、司法省、国土安全保障省とほとんど何の相談もなしに発令されたという報告を受け、特に懸念しています。このような急激なプロセスは有害な結果を招くリスクがあります。究極的にはこの大統領令がテロとの戦いにおいて、自らの傷を招くことを恐れています。ISILとの戦いにおいて最も重要な同盟軍は、莫大な数にのぼるイスラム教徒の多数派だからです」

 

 

出展元:abc NEWS:Protests Build Across the Country Against Trump’s Immigration Order(1/29)

出展元:JIJI.COM:全米で難民規制に抗議=合法性問う動き活発化-15州司法長官ら非難声明・大統領令(1/30)

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