氷点下の屋外で首を骨折し動けなくなった主人のため、愛犬が体を暖め続け命を救う


雪が積もる屋外で動けなくなった男性が、愛犬によって救われたというエピソードが話題となっている。

首を骨折し体が麻痺する

 

その男性とはアメリカのミシガン州に住む人で、「Bob」という名前しか明らかにされていない。

 

彼は大晦日の夜10時30分ごろ、庭へ出て薪を補充。家から4.5mしか離れていなかったため、スリッパをはきズボン下とシャツしか着ていなかったという。

 

ところがその場で転倒し、首を骨折。体が麻痺して全く動けなくなってしまう。

YouTube/Inside Edition

当時、屋外は雪も積もり、気温は約マイナス4℃。そのためBobさんは助けを求め叫び続けたそうだ。

 

しかし隣人の家は400mも離れた場所に。このまま助けが来なければ当然、凍死する可能性もある。

 

そんな絶望的な状況の中で、唯一声を聞きつけ現れたのが愛犬のKelseyだったという。

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犬が体を暖め、助けを求めて吠え続ける

 

Kelseyは5歳になるメスのゴールデンレトリバーで、彼女はBobさんに気付くと、体の上に覆いかぶさり自分の体温で暖め続けてくれたそうだ。

 

しかもBobさんが眠らないよう手や顔を舐め続け、助けを求めるため声がかすれるまで吠え続けたとされている。

 

BobさんはFOX2の取材に対し「彼女は吠え続け、決して私のそばから離れようとしませんでした。朝までに私の声はかすれて、もはや助けを求めることができなくなりました。しかしKelseyは吠えるのを止めませんでした」と語っている。

 

そして19時間後、ボブさんは意識を喪失。それでもKelseyが吠え続けた結果、1月1日の午前6時30分、隣人が犬の声に気づきBobさんは発見され、病院へ運ばれたという。

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凍傷の痕も一切なかった

 

体温が35℃以下になると低体温症になるといわれているが、治療を行ったMcLaren Northern病院によれば、運ばれた当時Bobさんの体の中心温度は21℃しかなく、不整脈も見られ非常に危険な状態だったという。

 

しかしそれでも凍傷にかかった箇所は一切確認されず、これもKelseyが手を舐めたり体を温め続けたりした結果だと考えられている。

 

脳神経外科のChaim Colen医師もFOX2の取材に対し「私は彼の犬が命を助け、Bobさんが生き続けられる状態を保ち続けたのだと思います。彼は本当に幸運だったと思います」と語っている。

 

また通常、脊髄を損傷した人は動けるまでには時間がかかるそうだが、手術後のBobさんは非常にケガの治りが早く、現在すでに手足が動かせる状態にまで回復しているという。

出展元:INDEPENDENT:Dog saves owner’s life by lying on him for nearly 24 hours in freezing conditions(1/14)

出展元:FOX2:Dog stays with owner for 20 hours after man breaks his neck in Northern Michigan(1/12)