米の学校で子供たちが警備員に次々とハグ、学年最後の日に別れを告げる場面が感動的


アメリカの学校で子供たちと、セキュリティガードの男性とが触れ合う感動的な場面が捉えられ、話題となっている。

子供たちが警備員に敬愛の情を示す

 

その姿が撮影されたのはジョージア州、Cobb郡にあるMount Paran Christian School。

 

そこに通う2年生の生徒が、夏休みに入る前の学年最後の日に、セキュリティガードをしているJonathan Broaxnaxさんのもとへ、別れを告げに集まったという。

 

最初は大人の女性が子供と現れ、握手を交わす。

Facebook/Mount Paran Christian School

しかしその後、子供らが1人ずつ増えていく。

Facebook/Mount Paran Christian School

生徒らは彼にハグをしたり、ハイタッチをしたりして別れを告げる。中には飛びついて抱きしめる子供の姿もあり、そんな心温まる場面が、学校の防犯カメラに捉えられていた。

Facebook/Mount Paran Christian School

Facebook/Mount Paran Christian School

BroaxnaxさんはABC Newsの取材に対し次のように語っている。

 

「子供たちはあの時、このように言っていました。『ありがとう、私たちを守ってくれて』や『本当にありがとう、Broaxnaxさん』『いつも私たちの安全を保ってくれて、ありがとう』とね。動画では聞こえませんでしたが、実際そのように言っていたのです」

学校を訪れる多くの人まで賞賛

 

Broaxnaxさんは湾岸戦争にも参加したことがある元軍人で、22年間務めた後に退役。その後、テキサス州の刑務所で働き、現在はChesley Brown International securityに所属し、この学校の警備を担当してきたという。

 

学校の校長、David Tilley博士は、取材に対し次のように語っている。

 

「彼はここでは皆から慕われています。またこれまで学校を訪れた人のうち、何人が彼のことを褒めたのかを考えると驚きです。人々は私のオフィスに来て『門の前で迎え入れてくれた男性は、これまでで最も優しくて上品で、本当に親切な人です』と言ってくれるのです」

 

またBroaxnaxさんは子供たちが示した好意について、その背景を次のように説明した。

 

「子供たちはまだ幼い。でもテレビを見ているのです。(テロのニュースを見ながら)子供たちは、何故?と思ったり、一体何が起きているのかと不安になったり、こんなことが学校で自分の身に起きるのではないか、と思って、あのように言ってくれたのです。あと少しビデオが長かったら、私が泣いている場面も写っていたでしょう」

息子を亡くした時もカードが贈られる

 

しかも子供たちや教師らが彼に示してくれた愛情はこれだけではない。

 

Broaxnaxさんが2年前に息子を亡くしてしまった時も、葬式から戻った彼のもとへ生徒らが次から次へと現れ、手書きのお悔やみを述べたカードを手渡してくれたという。その時、彼も皆の親切が本当に信じられなかったそうだ。

 

Broaxnaxさんは軍隊に所属していたが、子供たちを守る今の仕事はこれまでの中で最も責任感を必要とするものだと語っている。

 

そんな責任感の強さを子供たちも、日頃から肌身に感じていたからこそ、感謝の気持ちを伝えたのかもしれない。(了)

 

 

出展元:ABC News:2nd-graders shower beloved security guard with hugs before summer(5/27)