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エールフランスの旅客機が高度1万メートルでエンジン爆発、カナダへ緊急着陸

エールフランスの旅客機が高度1万メートルでエンジン爆発、カナダへ緊急着陸
Twitter/Rick Engebretsen

大西洋上を飛行中の旅客機のエンジンが大破し、その写真などが乗客によって撮影された。

 

4基のうち1つのエンジンがむき出し状態

 

エンジンが大破したのはエールフランス航空の旅客機、エアバスA380で、事故があった9月30日には、フランスのパリからアメリカのロサンゼルスへ向かっていたという。

 

しかし高度1万mを飛行中に突然、4基あるうちの1つのエンジンが爆発し大破。カバーも取れてむき出しになった無残な姿が、乗客らにより撮影された。

Twitter/Rick Engebretsen

その映像をツイッターに投稿した乗客の1人は、「フライト中に突然大きな鈍い音がしました。続いて無数の振動が起きたのです」と状況を説明している。

乗員乗客にケガなし、爆発の原因は不明

 

当時、旅客機はグリーンランド南端を通過していたが、数分間振動が続いた後、2時間飛行を続けたという。そして予定を変更し、カナダ北東部のグースベイ空港へ緊急着陸したそうだ。

この旅客機には乗客496人、乗員24名が搭乗していたそうだが、何名がケガを負ったかなどは明らかになっていない。

 

ただ他の報道によれば乗客乗員にケガはなく、その後エールフランス航空は乗客に対し、振り替え輸送の手続きも行ったという。

Twitter/Tom Podolec

まだエンジンが大破した原因も分かっておらず、機体は現在、グースベイ空港内で技術的なチェックを受けているとか。

 

今回、エンジンが爆発した瞬間、機体は急速に高度を下げたが、パイロットは見事に機体を立て直したそうだ。乗客たちはそんなパイロットの対応を称賛しているという。(了)

 

 

出典元:METRO:Plane forced to make emergency landing after engine rips apart at 37,000ft(9/30)

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