「僕の人生は終わった」白人至上主義者の集会に参加した男性の身元が暴露される


白人至上主義者の集会に参加した男性が、身元を特定され、地元に住めなくなる事態に陥ったとして注目されている。

 

彼を「ナチ」と呼ぶチラシが撒かれる

 

その男性とはJarrod Kuhnさん。彼はリー将軍の像の撤去に反対するため、先日バージニア州のシャーロッツビルで行われた白人至上主義者の集会に参加したという。

 

しかしその後、白人至上主義者の男が乗った車が反対集会の列に突っ込み、女性が死亡。全米で反白人至上主義の機運が高まった。

 

そしてKuhnさんもアンチ・ファシストのグループによって身元を特定され、住んでいたニューヨークのHoneoye Falls地区で、彼を「ナチ」とするチラシを250枚も撒かれたそうだ。

「私は穏健な共和党員です」

 

そのチラシには彼が、ネオ・ナチの集まるサイト「Daily Stormer」の中で主導的な役割を果たしていたと書かれていたとか。

 

しかしKuhnさんは、シャーロッツビルでの白人至上主義者の集会に参加したことは認めつつも、自らが「ナチ」であることを否定。取材で次のように述べている。

 

「私はネオ・ナチではありません。ドイツ労働者党に所属していません。私は穏健な共和党員です。私がネオ・ナチというのはクレージーな主張です」

 

さらに彼は身元が特定された現状について、次のように述べているという。

 

「私はこれ以上、このコミュニティで暮らすことはできません。私は今、自分が何をするつもりかを検討する段階にあります。私は21歳です。この地域では、今や僕の人生は終わりです」

 

しかし一方、Kuhnさんの友人の1人はネット上で彼を批判。やはりKuhnさんがネット上で自分の信念を自慢げに語っていたと主張している。

 

ネットでも身元を特定する運動が始まる

 

現在、アメリカでは反白人至上主義の動きが活発になり、ネット上ではネオ・ナチなどの思想を持った人間の身元を特定し、暴露する活動が広がっているという。

 

実際、ツイッター上でも差別主義者を特定し、公開する「Yes, You’re Racist」というキャンペーンが展開されているそうだ。

 

しかしネオ・ナチの人間の電話番号や住所など個人情報をウェブ上で公にすることについては批判する人もおり、また間違った情報から白人至上主義とは関係のない人が被害を受けるケースもあるとされている。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:‘My life is over’: Man who attended Charlottesville neo-Nazi rally forced to move away after being identified(8/18)