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豪で謎の「SOS」のサインを発見、警察が捜索するも付近に人影なし

豪で謎の「SOS」のサインを発見、警察が捜索するも付近に人影なし
Western Australia Police

オーストラリアで巨大な「SOS」と描かれた石が見つかり、現在警察が調査を行っている。

キャンプの痕跡を見つけるも人影なし

 

その文字が見つかったのは、西オーストラリア州のKimberley地区にあるSwift Bayという地域で、人が容易に入り込めない場所とされている。

 

文字はヘリコプターのパイロットが発見し、その後警察に通報。最も近いKalumburuという街にある警察がヘリコプターをチャーターし、70マイル(約112km)離れた現場へ急行した。

 

警察はそこで誰かがキャンプをしていた痕跡を見つけるも、付近に人は見つからなかったという。

Western Australia Police

警察のPeter Reeves巡査部長は取材に対し「われわれは上空と地上で捜索を行いました。そこには誰かがキャンプをしていた可能性を示すものがありました。しかしこのサインがいつごろ描かれたのかは明らかになっていません」と答えている。

 

そして現在、警察はフェイスブックにおいて、過去数カ月の間にこの地域にいた人々からの情報提供を求めているという。

Googlemap Swift Bay, Western Australia, Australia

過去には文字によって男性が救出される

 

実はこのような事例は過去にもあり、2015年7月にはクィーンズランド州で「Help 280→」と書かれたものが発見されている。

 

それを書いたのはイギリス人旅行者のGeoff Keysさん(63)で、彼はそのサインのおかげで無事救出されたという。

 

彼は取材に対し「私は棒を見つけたんです。そしてヘリコプターがそこへ降り立ってくれるよう、砂の上にメッセージを記したのです。その時はHelpという文字と日付、そしてやってきた方向を示す矢印を書きました」と語っている。

 

今回のSOSを書いた人は一体どうなっているのか?すでに救出されていることを願う。(了)

 

 

出展元:The Telegraph:Mystery of ‘SOS’ sign spotted in remote Australia stumps police(5/26)

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