YouTube/Animal Aid Unlimited India

皮膚が大きなかさぶたに覆われ、もはや命が尽きかけていた犬が救助され、見違えるまでに回復する姿が捉えられた。

●動画は14万回以上も再生

この動画を公開したのはインドの動物保護団体「Animal Aid Unlimited」。彼らは街をさまよっていたメスの野良犬を保護し、治療する様子を撮影。

その動画を5月5日にYouTubeで公開した結果、現在までに14万回以上も再生された。

●ハエがたかり、死にそうな姿

動画には年老いて痩せた1匹の野良犬が登場。彼女はひどい疥癬にかかっており、全身の多くの毛が抜け、背中から首にかけて大きなかさぶたで覆われていた。

そして身体にはハエがたかり、今にも死にそうな状態だったという。

やがてAnimal Aid Unlimitedのスタッフは網を使ってそのワンコを捕獲。センターへ連れ帰り、治療を開始した。

体に薬のクリームを塗られる犬。 

最初は少し怯えていたが、時間が経つにつれ人間を信頼し、身を委ね始める。

●治療の結果、見違えるような姿に

その犬はスタッフから「チェリー」と名付けられ、次第に皮膚の状態も良くなっていく。

そして6週間に及ぶ治療の結果、「チェリー」は見違えるような元気な姿にまで回復する。

Animal Aid UnlimitedのスタッフはYouTubeにおいて「チェリーは完全に回復し、卵巣も除去され、ワクチン接種も受け、（今では皆に）愛されています！」と記している。

不幸な境遇から救われた「チェリー」、これからはいつまでも幸せに過ごしてもらいたい。（了）