植物が街を侵略?米で多くの家が「転がる草」に覆われ、住民も困惑


アメリカ映画などでよく見かける、道路を転がりながら横切って行く植物。それがある街を覆いつくしているとして、話題となっている。

 

窓やドアの周りに積み重なっていく

 

その植物とは、オカヒジキ属ヒユ科の植物群である「タンブル・ウィード」。先々週から先週にかけてカリフォルニア州にあるVictorvilleという街に、それが多く押し寄せたという。

 

しかもその量は半端なく、当時吹き荒れていた激しい風に次々と飛ばされてきては、フェンスや家に行く手を阻まれ、次第に積み重なっていったそうだ。

 

実際に写真でも、家々の窓やドアの周りも、すっかり「タンブル・ウィード」に覆われてしまい、まるで飲み込まれていくかのように見える。

 

YouTube/Daily Press

家に2時間も閉じ込められた住民も

 

このため先週の火曜日には、市の職員が干し草用フォークを使ったり、重機を投入したりして、「タンブル・ウィード」を除去。

 

それでも「タンブル・ウィード」は再び、どこからともなく転がってきては、多くの家を囲み、屋根にまで引っかかっているものまであるそうだ。

 

住民のTanya SpeightさんはKABCの取材に対し、次のように述べている。

 

「これは侵略です、間違いなく。いつもは通りやいろんな場所で2、3個のタンブル・ウィードを見かけるだけで、こんなに多くが積もることはありません。(略)こんなひどいことは、これまでに一度もありませんでした」

 

またある女性の話によれば、近所の住民の中には正面玄関やガレージのドアまで「タンブル・ウィード」が封鎖してしまい、家の中に2時間も閉じ込められた人もいるという。

 

転がりながら種をばら撒いていく

 

そもそも「タンブル・ウィード」は別名ロシア・アザミと呼ばれており、乾燥地や塩性地に生えることが多いとされている。

 

死ぬと茎が外れ、風に流されて転がりながら、辺りに種をばら撒いていくと考えられているそうだ。

 

強風が原因だとされてはいるが、これ以上市民生活に大きな影響が出ないことを願う。(了)

 

 

出典元:WTVR:‘It’s an invasion’: Tumbleweeds take over California town, trapping residents in their homes(4/19)

出典元:FOX8:‘It’s an invasion’: Tumbleweeds take over California town, trapping residents in their homes(4/19)