「ボーイング747-8」にエンジン火災、炎を上げながら飛行する動画が恐ろしい
アメリカで、「ボーイング747-8」が緊急着陸し、その恐ろしい様子が撮影された。
離陸から14分後には緊急着陸
その事故が起きたのは、1月18日の夜。当時「ボーイング747-8」貨物機は、フロリダ州のマイアミ国際空港を出発した直後に、エンジン火災に見舞われたという。
このためすぐに緊急着陸が行われ、離陸から14分後には無事、空港にたどりついたそうだ。
「ボーイング747-8」は度々、炎を吹き出しながら飛行しており、SNSにもその動画が投稿されている。
BREAKING REPORT : ⚠️ Atlas Air Boeing 747-8 from Miami International Airport CATCHES FIRE MID AIR..
DEVELOPING.. pic.twitter.com/Qk6QLZ6U7E
— Chuck Callesto (@ChuckCallesto) January 19, 2024
1月5日にも緊急着陸
この事故で死傷者は出ておらず、乗組員はすべての標準的な手順に従い対処していたという。
エンジンからの出火は「故障」とみなされ、なぜ不具合が起きたのかは、まだ分かっていない。
ただ1月5日にも、オレゴン州ポートランドを離陸した直後、ボーイング「737Max9」の機体の一部が吹き飛ばされ、旅客機が緊急着陸を余儀なくされる事故が起きている。
この事故を受けて、アメリカの航空規制当局は、安全検査のために171機を運航停止にした。
しかし機体の安全性への懸念が高まり、ボーイング社の株価は事故後、約15%も下落したそうだ。
54年間で1574機を製造
象徴的な「747」シリーズは、54年間にわたり1574機が製造された後、昨年生産を終了。11月の時点で、このうち64機が墜落事故を起こし、3746人が死亡したという。
これらの事故の大部分は、設計上の欠陥以外の問題によって引き起こされたと考えられている。(了)
出典元:METRO:Flames shoot out of Boeing 747’s engines moments after it took off(1/19)