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イスラエル軍が病院への攻撃を激化、未熟児2人が死亡

イスラエル軍が病院への攻撃を激化、未熟児2人が死亡
X_Sulaiman Ahmed

イスラエル軍が病院への攻撃を激化させ、燃料不足により保育器に入れられた未熟児の赤ん坊、2人が死亡したと報じられている。

 

病院がイスラエル軍に包囲される

 

イスラエルの人権活動家の医師らによれば、11月11日にはガザ市にあるアル・シファ病院がイスラエル軍に包囲され、外にある死体や負傷者を運び込むことができない状態だという。

 

また電力不足の結果、アル・シファ病院が停電に陥り、新生児集中治療室が機能を停止したそうだ。

 

この結果、アル・シファ病院では2人の未熟児が死亡し、他の37人の未熟児の命が危険にさらされているという。

 

人権活動家の医師らは「私たちが現在シファで見ている光景は、もはや人道的大惨事ではなく、集団的な死刑宣告だ」と述べている。

 

「患者が刻一刻と死につつある」

 

それ以前にもガザの保健当局は、燃料切れのためアル・シファ病院が11月11日に業務を停止したとし、その結果、45人の乳児がいる保育器内で新生児1人が死亡したと明らかにしていた。

 

アル・シファ病院のムハンマド・アブ・サルミヤ院長は、アルジャジーラの取材に対し、次のように訴えた。

 

「私に言えるのは、私たちは命を失い始めているということだけです。患者は刻一刻と死に、犠牲者や負傷者も死んでおり、保育器の中の赤ちゃんさえも死んでいます。私たちは保育器で赤ちゃんを失い、集中治療室で若い男性も失いました。病院の敷地は封鎖され、病院の建物が標的にされています。敷地内で動いている人はすべてターゲットになります。イスラエル占領軍が外にいて、人の移動を妨げています」

 

「国境なき医師団」も、「ここ数時間で、アル・シファ病院に対する攻撃は劇的に激化した。 病院のスタッフは、ほんの数時間前に院内の壊滅的な状況を報告した」と投稿している。

 

またパレスチナ赤新月社(PRCS)は11日、イスラエル軍の戦車がアル・クッズ病院から20メートル離れた地点にいるとし「病院への直接銃撃により、1万4000人の避難民に極度のパニックと恐怖の状態が生じた」と投稿した。

 

またPRCSは10日にも、燃料供給の枯渇と「救援物資の未到着」により、病院が閉鎖の危機に瀕していると発表していた。

 

イスラエル国内でも反戦デモ

 

そんな中、11日夜にはイスラエルの都市、テル・アビブにおいて反戦デモが行われ、多くの人が「停戦」を訴えたという。

 

デモ参加者は「イスラエルに停戦を求める」や「戦争に勝者はない」「和平交渉のみが解決する」などと書かれたプラカードを掲げていたそうだ。

 

イスラム諸国の首脳会議を開催

 

サウジアラビアの首都・リヤドでは11日、イスラム諸国の首脳が集まり、緊急会合が開かれた。

 

各国はイスラエルによる攻撃を非難し、即時の停戦と継続した人道支援の実現などを訴えたという。

 

 

パレスチナ自治政府のアッバス議長もリヤドでの首脳会議において、「パレスチナ人は、比類のない大量虐殺の戦争に直面している」と述べ、アメリカに対し、イスラエルにガザ地区攻撃を停止させるため圧力をかけるよう、求めたそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Hamas war live: UN calls Gaza hospital fighting ‘reprehensible’ as Israel denies attacks(11/11)

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