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マリウポリからの人道回廊が設置されるも、ロシアが合意を無視、6000人が避難できず

マリウポリからの人道回廊が設置されるも、ロシアが合意を無視、6000人が避難できず
Twitter/Inna Sovsun

ウクライナ南東部の都市、マリウポリからの人道回廊が設置されたが、再び多くの市民がバスにたどりつくことができなかった。

 

約6000人の市民を運ぶ予定だった

 

4月20日、ウクライナ側とロシア側とで、マリウポリ市内からの人道回廊の設置が合意され、多くのバスが向かったという。

 

当初、マリウポリ市長は、90台のバスが市内に入り、約6000人の女性、子ども、高齢者を運び出すことができればいいと述べていた。

 

しかしドネツク州のパブロ・キリーレンコ知事によれば、市民が乗り込めたバスは予定より少なく、市当局が期待していたほど多くの人がマリウポリ市内から避難できなかったという。

 

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市民の集合場所が砲撃される

 

下の動画は、ウクライナのInna Sovsun議員が投稿した動画。人道回廊が開かれる予定の数時間後に撮影されたもので、数多くのバスが待機する様子が映っている。

 

 

マリウポリの人々は、もちろん合意された集合場所に集まったが、バスに乗り込めた人は僅かだったそうだ。

 

アメリカのメディア「NBC」のアンドレア・ミッチェル氏は次のように投稿している。

 

「6000人の女性、子供、高齢者を避難させるという合意があった。しかし、いくつかの地元メディアは、集合場所が砲撃され、回廊が事実上崩壊したと伝えている」

 

 

実はこのような合意無視は、これまで数えきれないほど起きており、いまだに多くの民間人が市内から避難できない状態が続いている。

 

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ウクライナ側は特別の交渉を提案

 

一方、ウクライナ政府は、マリウポリの封鎖解除と市民避難の問題を外交で解決するため、包囲された都市でロシア側と「特別交渉」を行うことを提案した。

 

ウクライナ政府の交渉官で大統領補佐官のミハイロ・ポドヤク氏は20日深夜、次のようにツイートしている。

 

「何の条件もなく。我々はマリウポルで特別交渉を行う用意がある。1対1で。2対2でもいい。アゾフ(連隊)、軍隊、民間人、子供、生存者、負傷者を救うためだ。全員だ。彼らは我々のものだ。彼らは私の心の中にいるから、永遠に」

 

 

しかし現時点で、ロシア側からの反応はないと伝えられている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest: Russia demands Mariupol surrender as fewer civilians than hoped escape besieged city – live(4/20)

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