トランプ氏、イランに対して核兵器を使用しないと明言

アメリカのトランプ大統領は4月23日、イランに対し、核兵器を使用しないと語った。
「機雷を敷設している船舶を撃沈せよ」
トランプ氏は以前、SNSに「今夜、1つの文明が滅びる」と、イランに対する脅迫めいた投稿をしていた。
しかし23日には記者団に対し、「我々は通常兵器を用いて、イランを徹底的に壊滅させてきた。なぜ今さら核兵器を使う必要があるのか?」と述べ、「いや、私は使わない。核兵器は誰にも使用を許してはならない」と語ったという。
またトランプ大統領は、ホルムズ海峡で機雷を敷設している船舶を「撃沈せよ」とアメリカ海軍に命令したとし、アメリカの掃海艇が「3倍の規模で」、海域から機雷を除去する作業を行っているとも述べた。
さらに記者から、イランとの長期的な和平合意をいつまで待つつもりかと問われると、トランプ大統領は「急かさないでくれ」と答えた。そして「私は最良の合意をしたい。今すぐにでも合意できるが、しかし、そうはしたくない。永続的な合意を望んでいる」と語った。
イラン側は内部分裂を否定
一方、イランのペゼシュキアン大統領は、イラン指導部内に内部分裂があると主張するトランプ大統領に反論。イランには「強硬派」も「穏健派」も存在せず、「国家と国民の揺るぎない団結と最高指導者への服従をもって、侵略者に後悔させるだろう」と述べた。
またイランのアラグチ外相も、SNSへの投稿で、イランの国家機関は「引き続き団結、目的意識、規律をもって行動している」とし、「イラン国民は、かつてないほど団結している」と語った。
イスラエル側は、イランへの攻撃を再び行う準備を進めているとし、カッツ国防相は23日、次のように述べた。
「イランを石器時代に戻すため、アメリカのゴーサインを待っている。イスラエルはイランとの戦争を再開する準備ができている。イスラエル国防軍は防衛と攻撃の両面で準備万端であり、標的は特定されている」
イスラエル軍がレバノン、ガザ地区も攻撃
そのイエスラエルは、停戦中であるにもかかわらず、レバノンを攻撃し続けており、レバノン保健省は23日、イスラエル軍の空爆により、南部で3人が死亡したと発表した。
レバノン保健省によれば、南部のNabatieh地区でイスラエル軍の空爆により3人が死亡し、Yater村では1人の子供を含む2人が負傷したという。
これらの攻撃は、レバノンとイスラエルの駐米大使によるワシントンでの2回目の会談の数時間前に行われたそうだ。
トランプ大統領はホワイトハウスでの会談後、イスラエルとレバノンが停戦を3週間延長することに合意したと述べ、会談を「非常に歴史的」と呼び、「非常にうまくいった」と語った。
レバノンのシーア派武装組織「ヒズボラ」は23日、イスラエルの停戦違反への報復として、イスラエル北部に向けてロケット弾を発射したと明らかにした。
またイスラエル軍は、ガザ地区も攻撃し続けており、23日にはガザ地区中部でイスラエル軍のドローン攻撃により、車に乗っていた男性3人が死亡したという。
パレスチナ自治政府の保健省も23日、イスラエル軍がヨルダン川西岸地区北部の都市、ナブルスを襲撃し、15歳の少年、Youssef Sameh Shtayyeh君を銃撃し、殺害したと明らかにした。(了)
出典元:The Guardian:‘Don’t rush me’: Trump declines to say how long he will wait for Iran deal – Middle East crisis live (4/23)

























