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イスラエル軍がガザ地区で50人のパレスチナ人を殺害、ジャーナリストも死亡

イスラエル軍がガザ地区で50人のパレスチナ人を殺害、ジャーナリストも死亡
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イスラエル軍は10月27日も、ガザ地区に激しい攻撃を加えており、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

ガザ地区北部で多くの犠牲者

 

中東のメディア「アルジャジーラ」によれば、ガザ地区全域において、イスラエル軍は1日足らずで、約50人のパレスチナ人を殺害したという。(70人が死亡したとの報道も)

 

イスラエル軍はガザ地区北部を包囲し、すでに3週間も地上攻撃を行っており、犠牲者の多くが北部で亡くなっているそうだ。

 

北部のベイト・ラヒヤでは、10月26日に行われたイスラエル軍の攻撃による犠牲者が40人に増加。同じく北部のジャバリアでも、27日の朝にイスラエル軍の空爆があり、20人のパレスチナ人が殺害された。

 

またガザ市のShati 地区にある避難所(学校)にも、イスラエル軍の空爆が行われ、11人以上のパレスチナ人が殺されたという。

 

 

国連のグテーレス事務総長は「ガザ北部での悲惨なレベルの死亡、負傷、破壊に衝撃を受けている」とし、「ガザ地区でのパレスチナ人の苦境(を見るの)は、耐えられない」と述べている。

 

またガザ地区では、イスラエル軍の攻撃で、2人のジャーナリストも殺害され、昨年の10月以来、犠牲になった記者が合計で182人になったそうだ。

 

レバノンでも21人が死亡

 

イスラエル軍はレバノンへの空爆も続けており、レバノン保健省によれば、10月27日には南部の3つの地域に対し、空爆などが行われたという。

 

これらの攻撃により、レバノンの市民など21人が死亡。また南部の町、Ain Baalでもイスラエル軍の空爆が行われ、救急隊員3名を含む7人が殺害され、24人が負傷したそうだ。

 

レバノン保健省によれば、昨年の10月以来、イスラエル軍の攻撃により、合計で168人の医療従事者が殺害されたという。

 

 

またイスラエル軍はレバノン南部で、さまざまな報道機関からの記者18人が宿泊する施設も攻撃。これにより3人の報道関係者も死亡した。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: 21 killed in southern Lebanon, Israeli siege intensifies in Gaza(10/27)

出典元:The Guardian:Israeli strikes in Gaza kill 70 as UN chief calls civilians’ plight ‘unbearable’(10/27)

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