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ブラッド・ピットが伊坂幸太郎原作の映画に出演決定

ブラッド・ピットが伊坂幸太郎原作の映画に出演決定
Wikimedia Commons/Brad Pitt

ブラッド・ピットが、日本の小説を原作としたスリラー映画『Bullet Train(ブレット・トレイン)』に出演することになった。

 

伊坂幸太郎著「マリアビートル」が原作

 

米メディアが報じるところによると、映画の原作は日本の推理作家・伊坂幸太郎の作品「マリアビートル」。2010年に角川書店から出版された小説で、東京から盛岡へ向かう東北新幹線の中で5人の殺し屋がバトルを繰り広げるという内容。日本で映画化はされておらず、今回ピット氏が出演するハリウッド版が初めてらしい。

 

ちなみに映画タイトルの『Bullet Train』は、弾丸(bullet)のように速い列車の意で、欧米では日本の新幹線をこう呼ぶことが多い。

 

メディアによれば、ピット氏は『Babylon』という新作映画に出演予定だったが、その制作が2021年に延期されたため、『Bullet Train』への出演が可能になったとのこと。

 

アクションとダークユーモアで定評のデヴィッド・リーチ監督

 

メガホンを取るのは、映画『デッドプール2』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のヒットで知られるデヴィッド・リーチ監督だ。彼は常軌を逸したアクションや、ダークなユーモアを滲ませるシーンづくりの上手さで知られている。

 

また、確かなことは分かっていないが、2016年のホラー映画『Lights Out(邦題「ライト/オフ」)』でプロデューサーを務めたZak Olkewicz氏が、今回はライターとして脚本を担当するらしい。

 

ブラッド・ピットといえば、昨年、クエンティン・タランティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でレオナルド・ディカプリオと共演し、数々の賞を攫ったことは記憶に新しいだろう。

 

そんな彼が、日本の小説を原作としたストーリーでどんな活躍を見せてくれるのか。制作・配給を行なうソニー・ピクチャーズは、今秋にも『Bullet Train』の製作を開始するそうだ。(了)

 

出典元:Variety:Brad Pitt to Star in Sony and David Leitch’s ‘Bullet Train’(7/6)

出典元:Metro:Brad Pitt to star in new adaptation of Japanese action thriller Bullet Train(7/6)

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