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【ウクライナ】へルソン州でロシア軍の砲撃により、3人の市民が死亡

【ウクライナ】へルソン州でロシア軍の砲撃により、3人の市民が死亡
Twitter/Iuliia Mendel

ロシア軍は3月11日にも、ウクライナ各地を攻撃し、複数の市民が犠牲になった。

 

へルソン州やドネツクでも死者

 

ウクライナ南部のへルソン州は、再びロシア軍の攻撃を受け、市民3人が死亡。商店の近くに砲弾が着弾し、その破片により亡くなったという。

 

またへルソン州では、高齢の女性を含む3人が負傷したそうだ。

 

さらに東部のドネツク州でも、ロシア軍の攻撃により1人が死亡している。

 

ウクライナのメディアによれば11日にも、南部のザポリージャ州でロシア軍により「S-300対空ミサイル」を使ったとみられる攻撃が行われ、「重要なインフラ」が狙われたという。

 

カナダ、ロシア産アルミの輸入を禁止

 

カナダ政府は、ウクライナでの戦争の資金源となるのを防ぐために、ロシア産のアルミニウムと鉄鋼製品の輸入禁止を発表した。

 

最新のカナダ政府のデータによると、2021年のロシアからの輸入額は約2億5000万カナダドル(約243億円)相当だったという。

 

米大統領補佐官がジョージアを訪問

 

アメリカの国家安全保障問題担当大統領補佐官であるジェイク・サリバン氏は3月10日、ジョージアを訪れ、サロメ・ズラビチビリ大統領と会談した。

 

旧ソ連の構成国であるジョージアでは先日、与党によって「外国人エージェント」法案が提出され、首都のトビリシでは法案に反対する人々が集まり、大規模なデモが行われた。

 

この法案は、外国から資金提供を受けている法人を、反政府的だとして公表するもので、これはロシアのプーチン大統領のような強権的な手法であり、言論の自由を奪うものだとして、市民が反発していた。

 

7日には、ズラビチビリ大統領がこの法案に拒否権を行使すると約束し、その後法案は取り下げられた。

 

サリバン補佐官は会談で、大統領の決断を評価。ホワイトハウスも声明で「彼らは、2つの法案を撤回するという政府の最近の決定を歓迎した」と述べている。

 

ロシアはデモを「クーデター」と非難

 

一方、ロシア政府は、ジョージアでの大規模な抗議活動を煽った外国勢力を非難。ロシアの国境に緊張をもたらすために企てられた「クーデター」とみなしている。

 

AFP通信によると、ロシアのラブロフ外相は、ジョージアの首都トビリシで数日間行われたデモは、2014年にロシア政府に都合の良い大統領を最終的に退陣に追い込んだ、ウクライナの反乱(革命)を思い出させると述べたという。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war live: Bakhmut ‘killing zone’ hampering Wagner – as it happened(3/11)

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