ウクライナの装甲車は、ゲーム機PlayStationのコントローラーで遠隔運転されていた

ウクライナの装甲車両「ノヴァーター」は、PlayStationのステアリングホイールで遠隔操作可能になっている。ウクライナ国防省はこのことを、先日、Xに動画付きで投稿した。
「無人になったことで搭載量が増加し、かつ、運転する兵士の命をリスクに晒すこともなくなった」と、同省は投稿文に書いている。
約9トンの車両をゲーム機のステアリングで操作
動画には、操作者が快適な室内で、PlayStationの小さなステアリングホイールを回す様子が映っている。重量約9トンの「ノバトール」は、その操作通りに野外を走行しており、運転席は無人だ。PlayStationのロゴも、はっきりと見て取れる。
The Ukrainian Novator armored vehicle has gone remote-controlled.
No crew onboard means more payload capacity and no lives at risk behind the wheel. pic.twitter.com/tOGqSkufZC
— Defense of Ukraine (@DefenceU) July 9, 2026
「ノバトール」の製造元であるUkrainian Armor社によると、この装甲車両は5つの銃眼を備えた歩兵機動車で、遠隔操作が可能。最大10人を輸送することができる。最高速度は時速140km、航続距離は少なくとも500kmに達するそう。
米軍もゲーム機のコントローラーを採用
軍用車両をゲーム機のコントローラーで動かすことに、違和感を覚える人は少なくないだろう。しかし、米軍は長年にわたり、同様の手法を採用してきた。
海外メディアによると、米陸軍と海兵隊は10年以上前から、Xbox(マイクロソフト社の家庭用ゲーム機)のコントローラーを使用している。小型無人車両の運転、潜水艦のマストの制御、高エネルギー·レーザーシステムの操作、爆発物処理装置の操作などに利用されているそうだ。
ゲーム機コントローラーの導入に関わった当時のiRobot社のディレクターは、次のように語っている。
「当時、Halo(Xbox用シューティングゲーム)が兵士たちの間で流行っていました。そこで我々は軍と協力し、これを標準化したのです。その結果、ゲーム経験の豊富な若い兵士たちは、素早く適応することができました」。(了)
出典元:Daily Mail:Ukraine’s $300,000 Novator armoured vehicle is now remote-controlled… by a PlayStation steering wheel(7/10)

























