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53歳の白人女性が9歳の黒人少年から「性的暴行を受けた」と通報→謝罪後も非難の声

53歳の白人女性が9歳の黒人少年から「性的暴行を受けた」と通報→謝罪後も非難の声
Facebook/ Jason Stovetop Littlejohn

米ニューヨーク州ブルックリンにあるデリで、母親と妹とともに店を訪れていた9歳の男の子から「お尻をつかまれた」「性的暴行を受けた」として53歳の女性が警察に通報する一幕があった。

 

その様子をとらえた映像が10月11日に投稿されると、3日間ほどで700万回以上再生。炎上する結果となっている。

 

子供から「性的暴行を受けた」と通報

 

一部始終を目撃していた、FacebookユーザーのJason Stovetop Littlejohn氏が投稿した動画がこちらだ。

 

 

女性が電話で「警察にすぐに来てほしい」と言うと、小さな女の子は泣き叫び、少年は母親にしがみついた。

 

女性は「男の子が私のお尻をつかんだの。なのに母親は私を怒鳴りつけてきた」と、電話越しに警察に説明している。

 

どうやら女性は男の子の行動だけではなく、母親の態度も気に食わなかったようだ。

 

女性の発言は次第に「お尻をつかんだ」から「性的暴行を受けた」とエスカレートしていく。

 

その様子に周囲の人々も黙ってはいられず、「あんたのペチャンコのお尻なんて誰も興味ないよ」「うちに帰りな」「このペドフィリア(小児性愛者)!」などのヤジが飛び、騒然となった。

 

また、電話を切った直後、「子供を通報するなんてどうかしているの?」と若い女性から問いかけられると、何の説明もせずに「あんたは私の子供ぐらいのなんだから」と、相手に詰め寄り、威圧しようとする場面も記録されている。

 

人種差別だとの声が上がる

 

この出来事は多くの人に、1955年に起きたエメット・ティル事件を思い出させている。エメット・ティル事件とは、白人女性に口笛を吹いたことで、アフリカ系だった14歳のエメット・ティルさんが誘拐されて殺されたという事件だ。

 

エメット・ティル事件が起きたのは、キング牧師の有名なスピーチ「I Have a Dream」の8年前。人種差別の激しい時代に起きた事件を彷彿とさせる今回の出来事は、多くの人に「人種差別」「偏見による行動」という印象を与えた。

 

実際はリュックが当たっただけ

 

女性は警察に「監視カメラが撮影している」と説明しているが、この監視カメラの映像で彼女の勘違いが明らかになった。

 

 

監視カメラの映像を見てみると、女性の後ろを少年たちが通った直後、女性が振り返って一家に何かを言っている。

 

男の子のリュックが当たったのを、「お尻をつかまれた」と勘違いしただけだというのが、監視カメラの映像から明らかになった。

 

謝罪後にも止まらない非難の声

 

彼女の行動には、「なんて醜いんだ」「悲しすぎる」など、9歳の男の子にトラウマを与えたことへの非難の声や、「注目が欲しいだけ」「若い女性への態度が怖すぎる。近いって!」などの意見が上がっている。

 

その後、この女性は実名で報道されており、12日には少年に対して「あなたの名前は知らないけどごめんなさい」とコメントを出している。

 

ただし、偏見や人種差別に基づいた行動ではないと主張し、母親の態度にはまだ不満を抱いているという。

 

ブルックリン区長も女性を非難

 

10月14日にはブルックリン区長のエリック・アダムス氏が「彼女の行動には弁解の余地はない」としたうえで、「私たちのコミュニティは当然ながら憤慨させられた」とツイート。一家に対してサポートを申し出た。

 

 

また、女性は一家に対して自分を「警察だ」と名乗り、さらにバッジを出している。この件についてアダムス区長は警察に調査を依頼したとのこと。

 

ニューヨーク州では警察官を騙ることは罪に問われることもあり、この問題は女性の謝罪だけで終わりそうにない。(了)

 

 

出典元:New York Times「A White Woman, Teresa Klein, Called the Police on a Black Child She Falsely Said Groped Her」(10/12)
出典元:New York Post「White woman calls cops on black child she says touched her butt」(10/12)

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