ウクライナ軍、再びサンクトペテルブルクにある石油施設を攻撃

ウクライナ軍は7月4日、ロシアのサンクトペテルブルクにある石油施設など、複数の地点を攻撃した。
石油ターミナルに被害
サンクトペテルブルクのAlexander Beglov市長は、4日の夜にウクライナ軍の大規模なドローン攻撃を受け、石油ターミナルが被害を受けたと明らかにした。
ただ死傷者は出ておらず、消火活動など、攻撃後の対応も完了したという。
レニングラード州のAlexander Drozdenko知事も4日、サンクトペテルブルクから北西約170km離れたVysotsk港周辺が、ウクライナ軍のドローン攻撃を受けたと明らかにした。
Vysotsk港は石油や穀物、石炭、液化天然ガスを取り扱っていると言われ、被害の詳細は明らかにされていないが、この地域では72機のドローンが撃墜され、いくつかの集落で軽微な被害が出たという。
ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、「ウクライナ国防軍が、ロシアの戦争資金源となっている港湾石油インフラを攻撃した。また、ウクライナ国境から850km以上離れた重要な軍事目標であるクロンシュタット(バルチック艦隊の港がある)も攻撃した」と明らかにした。
ウクライナ軍は、ロシアのエネルギーインフラへの攻撃を強化しており、製油所に甚大な被害を与え、ロシア国内でガソリン不足を引き起こしている。
Last night, our Ukrainian long-range sanctions against Russia over this war reached targets near St. Petersburg. Ukraine’s Defense Forces struck port oil infrastructure that generates revenue for Russia’s war, and there were also successful strikes on Kronstadt – an important… pic.twitter.com/bMHY3cL3rM
— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) July 4, 2026
他の州やクリミア半島にも攻撃
ウクライナ軍は、ロシア西部のブリャンスク州やクリミア半島もドローンで攻撃しており、両地域でそれぞれ1人が死亡、数人が負傷したという。
ロシア西部のプスコフ州でも、4日の夜にはウクライナ軍のドローン30機以上が撃墜され、工場を含む複数の場所で軽微な被害と負傷者が出たそうだ。
ロシア軍も7月1日夜から2日未明にかけて、ウクライナの首都キーウに大規模攻撃を行い、少なくとも25人が死亡した。
当時、ウクライナのゼレンスキー大統領は「必ず」報復すると述べていた。
ウクライナ東部の要衝を制圧か?
ロシア軍は7月3日、プーチン大統領に対し、ウクライナ東部ドネツク州の町、Kostiantynivkaを制圧したと報告したという。
しかしウクライナのゼレンスキー大統領は、この主張を否定。「もちろん、それは事実ではない。これはロシアのまた別の嘘であり、何らかのニュースを捏造しようとする試みだ」とSNSに投稿した。
ウクライナ軍の参謀本部も、Kostiantynivkaがウクライナ軍の支配下にあると発表。「東部方面軍第19軍団の部隊および分遣隊は、市内およびその周辺地域における指定防衛線で防衛作戦を継続している」と声明で述べた。
Kostiantynivkaは、ロシア軍がドネツク州への進攻において、長らく目標としてきた場所とされ、ウクライナ側にとっては、防衛線の中核を成す4つの主要集落のうち最南端に位置するという。(了)
出典元:The Guardian:Ukrainian drones hit St Petersburg oil terminal and nearby port(7/4)


























