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国連、紛争下で性的暴力を行う国として、イスラエルをブラックリストに追加

国連、紛争下で性的暴力を行う国として、イスラエルをブラックリストに追加
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国連は、紛争において性的暴力が行われているとして、イスラエルとロシアをブラックリストに追加した。

 

合計31人が性的虐待を受ける

 

国連は、2023年から2025年にかけて、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で、パレスチナ人の男性、女性、子供計31人が性的虐待を受けたことを確認した。

 

報告書によると、イスラエルによる虐待には、集団強姦の繰り返しや、拷問の一形態としての性的暴力の使用が含まれていたという。

 

その他の違反行為には、物体を用いた強姦、強姦未遂、性器への攻撃、性器への標的射撃、乳房や性器への接触、強制的な裸体化、強姦の脅迫などがあったそうだ。

 

これにより国連は、紛争下で性的暴力を行っている国として、イスラエルをブラックリストに追加した。またロシアも同様の理由で、追加したという。

 

国連職員の拘留施設への立ち入りを禁止

 

イスラエルは、国連専門家の拘留施設への立ち入りを禁止し、ガザ地区への渡航を阻止した他、釈放後に性的虐待を報告したパレスチナ人を脅迫しているという。

 

またイスラエルは2023年10月以降、国際赤十字委員会による拘束された人々への面会を認めていない。

 

しかし国連は、イスラエル軍によるレイプ事件9件を記録。被害者のほとんどはガザ地区出身の男性または少年で、拘留施設内または尋問中に標的にされたという。

 

そのうち1件は、占領下のヨルダン川西岸地区にあるGush Etzion入植地の警察署で発生しており、加害者にはイスラエル兵、刑務官、そして対テロ警察部隊の隊員が含まれていた。

 

またガザ地区出身の被拘禁者に対する暴行・レイプ事件は、監視カメラにも記録され、イスラエルの医療関係者によって警察に通報された。

 

しかしこの事件で、ネタニヤフ首相は加害者を「英雄的」と述べ、結局、加害者は起訴もされなかったという。

 

イスラエル側は性的暴力を否定

 

イスラエルは自国軍による性的暴力の使用を否定しており、イスラエルのダニー・ダノン国連大使は、ブラックリスト入りへの対応として、アントニオ・グテーレス国連事務総長との関係を断絶したという。

 

またロシアもウクライナ人に対する「組織的な」性的暴力に関する調査を妨害し、監視員が捕虜や拘束されている民間人に面会することを禁じた。

 

こうした妨害にもかかわらず、調査員はレイプや集団レイプ、性器切除、性器への電気ショックなど、ロシアによる虐待事例310件を確認。被害者のほとんどは男性で、女性26人と少女4人も被害に遭ったという。

 

この報告書では、77の国と武装勢力をリストアップしており、詳細の全文はアメリカのニュースサイト「PassBlue」によってネットで公開された。(了)

 

出典元:The Guardian:UN adds Israel and Russia to blacklist for sexual violence in conflict(5/29)

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