米軍がイランを再び空爆、ホルムズ海峡の支配権を巡り攻撃の応酬

アメリカ軍は7月11日、イランがホルムズ海峡を航行する船舶に攻撃をしたとして、再び同国を空爆したと明らかにした。
イラン国内の140カ所を攻撃
イラン革命防衛隊が、ホルムズ海峡を通過中だったキプロス船籍のコンテナ船を攻撃したことを受けて、アメリカ軍は11日の夜から12日の朝にかけて、イランに対し攻撃を行った。
その後、イラン各地で爆発音が確認され、アメリカ軍はイランのミサイル基地やドローン基地、海軍施設、弾薬庫、通信網、監視拠点など、140カ所を攻撃したと明らかにした。
イラン側も7月12日、アラブ首長国連邦やカタール、ヨルダン、バーレーン、オマーンにあるアメリカ軍基地などへの報復攻撃を行った。
さらにアメリカ軍は12日も、再びイランを攻撃したと発表。その後、イラン南部の都市、ジャスクやシリク、バンダルアッバス、ゲシュム島でも爆発音が確認された。
US Central Command says it carried out a third round of strikes against Iran this week, targeting about 140 military sites, including missile and drone sites. pic.twitter.com/DQRqqklcIS
— Al Jazeera English (@AJEnglish) July 12, 2026
ホルムズ海峡を巡る争い
アメリカ軍の攻撃の前、イラン革命防衛隊はホルムズ海峡を一時的に封鎖すると発表。また攻撃した船舶については、航行が承認されていなかったと主張している。
一方、アメリカ中央軍は、「イランはホルムズ海峡を支配していない」と主張し、アメリカのトランプ大統領も、テレビ番組で「ホルムズ海峡は開いている。昨夜、徹底的に爆撃した」と述べた。
トランプ政権は、ホルムズ海峡が国際水路であり、イランの主権は存在しないと主張。先日から続いているイランへの攻撃の目的が、国際水路の安全確保にあると述べている。
カタールでは子供を含む3人が負傷
オマーンやヨルダン、サウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦、カタールはイランの報復攻撃を非難し、カタールはイラン大使を召喚した。
またカタールでは、ミサイルの迎撃で落下した破片により、子供を含む3人が負傷したという。
一方、アメリカ軍の空爆によりイラン兵1人が死亡し、過去4日間の死者数は合計19人、100人以上が負傷したと報じられている。
イスラエル軍がガザ地区への攻撃を継続
イスラエル軍も、停戦中であるにも関わらず、ガザ地区を攻撃しており、12日には北部のガザ市を標的としたドローン攻撃で、少なくとも4人のパレスチナ人が死亡、数人が負傷したという。
またガザ地区中部のマガジ難民キャンプでも、パレスチナ人の少女、8歳のタラ・ジュマア・モハメド・アブ・マタルちゃんがイスラエル軍の銃撃を受け死亡した。
彼女はDeir el-Balahにあるアル・アクサ殉教者病院に搬送されたが、その後、傷がもとで死亡が確認された。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: More explosions as US says launching new strikes(7/12)
























