ガザ地区のパレスチナ人を拷問する写真、イスラエルへの非難が高まる

イスラエル兵が撮影した、ガザ地区出身のパレスチナ人男性を拷問する写真がSNSに投稿され、非難が高まっている。
鉄棒に縛り付けられてうつ伏せの男性
その写真は先日、ベブライ語(イスラエルの公用語の1つ)で「おはよう」とのキャプションと共に、個人のSNSに投稿されたという。
その後、写真は「Tamer」という名前のパレスチナ人作家兼活動家によって、広く知られるようになったそうだ。
写真には、ガザ地区出身のパレスチナ人男性が、下着姿で目隠しをされ、鉄棒に縛り付けられて、うつ伏せにされている姿が映っていた。

戦争犯罪に該当する可能性
イスラエルの人権団体「Physicians for Human Rights Israel (PHRI)」のOneg Ben Dror氏は、次のように述べている。
「被拘束者への虐待行為と、彼らを辱めたり貶めたりするような写真を公開することは、いずれも戦争犯罪に該当する可能性がある。この写真は、数千人のパレスチナ人被拘束者からの証言によって明らかになった事実、そして我々や他の団体が3年近くにわたって報告してきた事実を裏付けるものだ。イスラエルの拘留施設はパレスチナ人にとって、拷問収容所だ」
イスラエル軍は、その後、この写真が本物であると確認。イスラエル軍の報道官は「この事件は、イスラエル国防軍の価値観と規則に反する」と述べ、現在調査中であることを明らかにした。
またこの写真が拡散された後、少なくとも2人の母親が、この拘束された男性を自分の息子だと主張したという。
そのうちの1人、Rana Abu Nasserさんは、写真に写っているのは息子のオサマさんだと確信しており、彼は今年の3月に、1歳の息子とともに、ガザ地区の「イエローライン」付近で拘束されたという。
また母親の1人、Joudeh al-Ghoulさんも、この写真の男性が、2023年11月にガザ地区南部から北部へ移動しようとして逮捕されて以来、行方不明になっている息子のアミンさんだと主張している。(了)
出典元:The Guardian:Photo of bound Palestinian detainee corroborates Israeli torture reports, say rights groups(7/8)
























