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ウクライナで国際防衛産業フォーラムを開催、海外企業との協定に署名

ウクライナで国際防衛産業フォーラムを開催、海外企業との協定に署名
X_Defense of Ukraine

ウクライナで9月30日、第1回国際防衛産業フォーラムが開催され、多くの海外企業との間で協定などが結ばれた。

 

30カ国以上、252社が参加

 

ウクライナの首都・キーウで開催された国際防衛産業フォーラムには、30カ国以上から252社が参加したという。

 

そしてこのフォーラムにおいて、ウクライナ側は、海外企業による国内での無人機の製造、装甲車や弾薬の修理・生産に関する協定や覚書など、20の文書に署名したそうだ。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領はフォーラムにおいて、ウクライナの防衛産業を「大規模な軍事拠点」にしたいとし、ロシアとの戦いにおいて、武器供給を増やすために、西側の武器メーカーと提携することでそれを実現すると述べた。

 

ウクライナのウメロフ国防相も「今日のフォーラムは、ウクライナの将来に重要な影響を与えると確信している」と語っている。

 

ウクライナはこれまで西側各国に武器支援を要請してきたが、海外の武器メーカーが国内で生産することで、西側の武器を直接手に入れやすくなる。

 

「統一記念日」とすることを宣言

 

ロシアのプーチン大統領は9月30日、ウクライナの4州の一部を不法に併合したことを記念し、「統一記念日」とする政令に署名したという。

 

ロシアは昨年、占領しているウクライナのルハンスク州やドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州で、住民を脅し。見せかけの住民投票を実施。

 

そして昨年9月30日、偽りの住民投票で可決されたとして、4地域の代表と条約に調印。ロシア領として一方的に併合することを宣言した。

 

今年、プーチン大統領はビデオ演説で「1年前の9月30日、真に歴史的で、人生を変える決定的な出来事が起こった。4つの新しい地域の、ロシア連邦への加盟に関する協定が調印された」と述べた。

 

しかしイギリス国防省によれば、1年たった今でも、この4地域で行われた住民投票の結果を認めている国は、北朝鮮とシリアしかないという。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Ex-Wagner commander who met Putin ‘likely to be considered a traitor by soldiers’ – as it happened(9/30)

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