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最も可愛らしく、獰猛な有袋類の新種、オーストラリアで発見

最も可愛らしく、獰猛な有袋類の新種、オーストラリアで発見
Zoological Journal

オーストラリアで研究者らにより、有袋類の新種が確認され、その研究結果が発表された。

 

「プラニガーレ・ペトロフィラ」

 

新たな種と判明したのは、フクロネコ科のプラニガーレ属に含まれる有袋類だ。

 

この新種は、オーストラリア北部、ノーザンテリトリーにあるカカドゥ国立公園に生息しており、研究者らにより「プラニガーレ・ペトロフィラ(Planigale petrophila)」と名付けられた。

 

プラニガーレ類は世界最小の有袋類とされ、これまでオーストラリアでは7種、パプアニューギニアでは1種が特定されてきたという。

 

クイーンズランド工科大学の研究者らは6月24日、学会誌「Zoological Journal」の中で新種の発見を発表した。

 

誤って分類されていた可能性を検証

 

研究論文の著者の一人であるリネット・アンブレロ氏によれば、以前の遺伝子研究では「プラニガーレ・イングラミ(Planigale ingrami)」と「プラニガーレ・マクラタ(Planigale maculata)」の区別が難しく、誤って分類されていた可能性があったという。

 

そこで研究者たちは、これまで別種として分類されていた「プラニガーレ」の標本を多数分析し、異なる種が同一種として扱われていないかを確認。

 

その結果、同一種とされてきたものが別種であったり、別種が同一種であったりしたことが明らかになったという。

 

そしてその過程で、「P. petrophila」という全く新しい種を発見したそうだ。

 

Zoological Journal

体は小さいのに獰猛

 

プラニガーレ類は人間の手のひらに収まるほど小さく、砂糖スプーン2杯分にも満たない重さしかない。

 

しかし体の大きさに比べて「獰猛」で、昆虫やクモ、ムカデ、その他の無脊椎動物を積極的に待ち伏せして捕食。またトカゲや大型のコオロギ、ゴキブリなど、自分とほぼ同じ大きさの獲物を襲うことも少なくないという。

 

「P. petrophila」は、オーストラリアのプラニガーレ類の中でも希少種で、これまでに発見された標本はわずか3体のみ。

 

生息地もカカドゥ国立公園にある、砂岩台地と岩だらけの斜面などの地域に限られているそうだ。

 

また「P. petrophila」は他のプラニガーレ類に比べて、尾がはるかに長く、体格や頭蓋骨の大きさも近縁種より大きいという。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:New mammal dubbed Australia’s ‘cutest and fiercest’ discovered in remote nature reserve(6/25)

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