米軍がイランへ大規模な攻撃を準備か?米国市民に中東からの退避勧告

アメリカの複数のメディアは、トランプ大統領がイランへの大規模な攻撃を検討していると伝えている。
エネルギー施設を標的にした大規模攻撃
「ウォールストリート・ジャーナル」によれば、トランプ大統領はイランへの新たな大規模攻撃を命じ、攻撃が数日間続く可能性があるという。
また「CBS」ニュースは、アメリカ軍がイスラエルと連携し、イランの発電所などのエネルギー施設を標的とした、これまでで最も激しい空爆を計画していると伝えている。
トランプ大統領は7月31日の閣議で「非常に激しく攻撃する。いずれ、イランは『もう耐えられない』と言うだろう」と語っていた。
またアメリカの国務省は8月1日、中東全域への渡航勧告を発令し、「同地域に滞在するアメリカ人は、事態の悪化に備えて退避を検討するか、退避の準備をすべきだ」と述べた。
壊滅的な事態になる可能性
イランの統合軍最高司令官は、アメリカによるイランへの軍事行動は、地域全体に紛争を引き起こす危険性をますます高めているとし、地域諸国に対し、「戦争の炎に飲み込まれる」ことのないよう警告した。
またイラン側は、トランプ氏がイランを「厳しく」攻撃すると警告したことを受け、重要インフラを含むあらゆる攻撃に対し「包括的な対応」を準備したと明らかにした。
イラン軍はクウェートにあるアメリカ軍施設などへの攻撃を行っており、クウェート軍は8月1日にも領空内で敵対的なドローンを探知・破壊したと発表した。
元駐オマーン・アメリカ大使のリチャード・ストリッチャー氏は、トランプ氏が大規模攻撃に踏み切った場合、「エスカレーションはエスカレーションを招く」と発言。イランが近隣の湾岸諸国のエネルギー施設も同様に標的にするだろうとし、次のように述べた。
「それは壊滅的な事態となるでしょう。国際エネルギー市場を根本的に変え、関係国の国民にも大きな影響を与えるからです」
ガザ地区で7人のパレスチナ人が死亡
一方、イスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、ガザ地区を攻撃し続けており、8月1日には中部のDeir el-Balahでも空爆により1人のパレスチナ人が死亡、南部のアル・マワシ地区でも1人が殺害された。
ガザ地区中部のDeir el-Balahでは、イスラエル軍の空爆後、医療用の倉庫やテントが破壊されたという。ガザ地区の保健当局は、このような攻撃を「凶悪犯罪」と強く非難した。
An Israeli air strike has destroyed a warehouse full of medical supplies for Gaza’s Al-Aqsa Martyrs Hospital in Deir al-Balah, according to hospital staff.
The Israeli army had no immediate comment. pic.twitter.com/TSW5mJkLDH
— Al Jazeera English (@AJEnglish) August 1, 2026
北部のガザ市のal-Reis地区でも、住宅の屋上がイスラエル軍のドローン攻撃を受け、パレスチナ人2人が死亡。同じくガザ市のal-Thalatini通りでも、イスラエル軍の空爆があり、1人が死亡、数人が負傷した。
ガザ地区全域では8月1日、イスラエル軍の攻撃で、少なくとも7人のパレスチナ人が死亡。またガザ地区の保健当局によれば、7月にはイスラエル軍の攻撃により、子供21人を含む152人が殺害され、これは今年に入ってから最多の死者数になるという。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Pezeshkian says ‘future of Iran will be shaped by the people(7/31)

























