ロシアが英国内にあるドローン工場を攻撃する可能性、元外務副大臣が指摘

ロシアの元外務副大臣が、今後、イギリス国内にある工場などが狙われる可能性があると指摘している。
正体不明の勢力による攻撃の可能性
ロシアの元外務副大臣であるアンドレイ・フェドロフ氏は8月24日、BBCの番組「ニュースナイト」に出演し、ロシアのプーチン大統領が世論やメディアから、イギリスに対して行動を起こすよう圧力を受けていると述べた。
またイギリスがウクライナに軍事支援していることを受け、フェドロフ氏は「ウクライナ向けのドローンを製造している(イギリス国内にある)企業や工場に、何らかの事態が起こる可能性がある」と指摘。
ロシア軍による直接的な攻撃ではなく、「正体不明の勢力」または「準軍事組織」から攻撃される可能性があると述べた。
さらにフェドロフ氏は、ロシアによる、イギリスに対する何らかの準軍事的行動の可能性を「100%排除することはできない」とし、正体不明の勢力によりサイバー攻撃なども行われる可能性について言及した。
巡航ミサイルの機密解除を約束
フェドロフ氏の発言は、イギリスのアンディ・バーナム首相が8月24日、ウクライナを公式訪問し、さらなる軍事支援を約束したことを受けてのものだ。
この軍事支援の合意により、イギリスはウクライナに対し、英仏共同設計の巡航ミサイル「ストームシャドウ(スカルプ)」をウクライナ国内で製造するために、機密技術を提供することになった。
イギリスは2023年からウクライナに、イギリス製巡航ミサイルを供給してきたが、今回の新たな合意により、ウクライナはイギリス製部品を含む長距離ミサイルを国内で製造できるようになる。
ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は24日、このイギリスとウクライナの合意を非難し、イギリスが戦争への関与を強めていると主張。またロシア軍が現在、ウクライナ国内における「ストームシャドウ(スカルプ)」の製造場所に関する情報を収集しており、それらの施設を標的にする準備を進めていると明らかにした。
イギリスはウクライナへのドローン支援を大幅に拡大しており、4月にはイギリス国防省が、長距離攻撃用、偵察用、兵站用ドローンを含む少なくとも12万機のドローンを、今年中にウクライナに供与する支援パッケージを発表していた。(了)
出典元:CBS:Former senior Russian official warns “unknown sources” could attack U.K. factories making drones for Ukraine(8/25)


























