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南の海で見つかった美しいクラゲ、海中で舞う姿は光るUFOのよう

南の海で見つかった美しいクラゲ、海中で舞う姿は光るUFOのよう
YouTube/oceanexplorergov

南太平洋に浮かぶサモア諸島。今まであまり知られていなかったこの海域の調査が行われ、深海に住む珍しい生物が撮影されたとして話題になっている。

円盤の形をした珍しいクラゲ

 

この撮影を行ったのはアメリカ海洋大気庁「NOAA」。

 

彼らは2月16日から開始された「2017 American Samoa Expedition」の一環として、アメリカ領サモアの海に遠隔操作の潜水機(ROV)を沈め、さまざまな深海の生物を撮影した。

 

中でもとてもユニークなのが、Utu海山付近を最初に潜った時に撮られたクラゲ。

 

これはまるで宇宙人が乗った円盤のような形をしており、黄色い窓を思わせるものまである。

 

 

研究者によればこの黄色の部分はおそらく生殖器官と考えられ、中央には消化器系があり、赤い部分は口になるという。

 

 

動画では穏やかにたゆたっているが、最後の方ではUFOのようにさっと素早く移動する様子も披露している。

 

食虫植物にそっくりなイソギンチャクも

 

またここでは食虫植物にそっくりな生物も捉えられている。

 

それは「Venus flytrap anemone」として知られるイソギンチャクの一種で、死んだサンゴにくっつきトゲのようなものがついた口を開けて、獲物が入るのを待っていたという。

 

 

このイソギンチャクの触手には毒を含んだ微細なトゲもついており、獲物を捕まえる時にも使われるそうだ。

 

 

この他にも、細くて白い触手で海底を歩いているかのように移動する魚など、多くの珍しい生き物が見つかっている。

 

 

この探索は今後約2カ月間続けられ、さらにユニークな生物の映像を捉えることが期待されているという。(了)

 

 

出展元:DailyMail:The UFO jellyfish and the venus fly trap anemone: Stunning collection of strange sea creatures spotted in Samoa(2/27)

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