「スペースX」の新型巨大ロケット、打ち上げテストに成功

「スペースX」社は5月22日、新しい大型ロケットの打ち上げテストを行い、成功させた。
第3世代の「スターシップ」
そのロケットとは、第3世代「スターシップ」の「V3」と呼ばれる改良型とされている。
「V3」はこれまでで最も巨大でパワフルなロケットとされ、全長407フィート(約124m)で、旧型「スターシップ」を数フィート上回り、エンジンの推力も向上しているという
そしてこのロケットは5月22日、テキサス州南部、メキシコ国境近くにある新しい発射台から打ち上げられた。
Liftoff of Starship! pic.twitter.com/LQLdjK5V6K
— SpaceX (@SpaceX) May 22, 2026
ロケットの打ち上げ自体は成功
このロケットの打ち上げ試験は、昨年から続けられてきたが、これまでロケットが空中爆発して、その残骸が大西洋に落下したり、打ち上げ時に爆発を起こしたりしてきた。
今回は12回目の打ち上げテストとされ、ロケットの打ち上げ自体は成功したようだが、完全再利用型のロケットを回収することはせず、改良型第1段ブースターはメキシコ湾へ、そして搭載されていた宇宙船や衛星のデモ機はインド洋に落下したという。(ただし、それぞれが予定されていた目標地点に、到達したとも言われている)
NASAは、この改良型のロケットを月面着陸に活用することを期待しており、「スペースX」社のCEOであるイーロン・マスク氏は、このロケットで火星に人類を送り込もうと計画している。
またNASAは、「アルテミス計画」で宇宙飛行士を月面に着陸させるために使用される月着陸船の開発を、「スペースX」社とジェフ・ベゾス氏率いる「ブルーオリジン」社にそれぞれ数十億ドルで委託し、両社は先陣を切ろうと競い合っているそうだ。
2人の宇宙飛行士による月面着陸(アルテミスIV)は、早ければ2028年にも「スターシップ」か「ブルームーン(ブルーオリジン社製ロケット)」のどちらか、より安全で準備が整った着陸船を使用して実施される可能性があるという。(了)
出典元:The Guardian:SpaceX launches its biggest rocket yet in test flight from Texas(5/22)

























