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ウクライナ兵の頭部切断映像に、ゼレンスキー大統領が怒りの声

ウクライナ兵の頭部切断映像に、ゼレンスキー大統領が怒りの声
Twitter/@ZelenskyyUa

ネット上に先日、ウクライナ兵の首が切り落される映像が出回り、ゼレンスキー大統領が怒りの声を上げた。(この記事に切断動画はありません)

 

「ISISより酷い」

 

1つ目の映像は、昨年撮影されたものと思われるが、そこにはロシア兵が、捕虜となったウクライナ兵の首を切り落とす様子が映っていたという。

 

映像ではウクライナ兵が身悶えし、「痛い!」「やめて!」と叫びながら、ロシア兵によって動脈を切り裂かれていったそうだ。

 

またもう1つの映像は、ウクライナ東部のバフムトで撮影されたものとみられ、そこには軍用車の隣に頭部を切断されたウクライナ兵2人の遺体が映っていたという。

 

これらは親ロシア派のSNSに投稿されたものだが、動画を見たウクライナのドミトロ・クレバ外務大臣は、次のように述べた。

 

「ロシア軍がウクライナの捕虜の首を切るという、恐ろしい動画がネット上に出回っている。ISISよりも酷いロシアが、国連安全保障理事会の議長をしているのは不条理だ。ロシアのテロリストはウクライナと国連から追い出され、その犯罪の責任を負わされなければならない」

 

「私たちは何も忘れるつもりはない」

 

またウクライナのゼレンスキー大統領も、動画を投稿し、ロシア軍の獣のような行為に嫌悪感を示しながら、世界の指導者たちがこの残虐行為を非難するよう要求し、次のように述べた。

 

「このビデオ-ウクライナ兵の捕虜の処刑-を世界は見なければならない。これはロシアのありのままの姿、つまり彼らがどのような生き物であるかを示すビデオだ。彼らにとって人間は存在しない。皆、息子であり兄弟、夫、.誰かの子供だ。(彼らには)このように命を破壊する習慣がある。これは事故ではない。これはエピソードではない。ブチャの事件もあった。忘れ去られることを期待するな、時間は過ぎ去るだろう。(しかし)私たちは何も忘れるつもりはない。殺人犯を許すつもりもない。全てに法的責任が発生する。テロの敗北が必要なのだ。(世界の)リーダーたちが反応しなければ、誰も理解できないだろう。今、行動が求められている!」

 

 

ウクライナ保安庁(SBU)は、このビデオについて戦争犯罪の疑いで捜査を開始したと発表した。(了)

 

出典元:MailOnline:‘Russia is worse than ISIS’ claims Kyiv after Putin’s twisted troops record themselves beheading Ukrainian prisoner of war – as Zelensky vows to bring war criminals to justice(4/12)

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