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米政府、イランに対しイスラエルを直接攻撃しないよう警告

米政府、イランに対しイスラエルを直接攻撃しないよう警告
X_Syeda Aiman Zahra

アメリカ政府は、イランがイスラエルに対し、直接攻撃しないよう警告し、この地域におけるエスカレーションを防ごうとしている。

 

数日以内に報復攻撃があり得る

 

イスラエル軍は4月1日、シリアの首都・ダマスカスにあるイランの領事館を空爆し、イスラム革命防衛隊の幹部ら6名が死亡した。

 

この事件を受けアメリカ政府は、イランが数日以内に、イスラエルに対して直接、ミサイルや無人機による攻撃を仕掛けてくる可能性があると信じており、大規模な地域戦争の勃発を阻止しようとしているという。

 

アメリカのバイデン大統領は4月10日、イランが攻撃してきた場合、イスラエルはアメリカの「鉄壁の」支援に頼ることができると述べた。

 

またブリンケン国務長官も、イスラエルの国防相に電話し、アメリカ政府が「イランとその傘下にある武装組織によるいかなる脅威に対しても、イスラエルを支持する」と伝えたそうだ。

 

アメリカ政府は、このようにイスラエルの安全保障への関与を強調することで、イランによる報復攻撃を阻止しようとしている。

 

国務長官が各国と電話会談

 

これまではヨルダン南部を拠点にしている親イランのシーア派武装組織「ヒズボラ」や、シリアの拠点から、イスラエルへの攻撃が行われてきた。

 

イスラエルも度々「ヒズボラ」の拠点などを攻撃し、8日にもヨルダン南部を空爆。「ヒズボラ」の野戦司令官や、他2名の戦闘員を殺害したと言われている。

 

しかしもし、イランが直接、イスラエルを攻撃し始めた場合、この地域にとって危険なほどエスカレーションし、制御不能な事態に陥りかねない。

 

このためアメリカのブリンケン国務長官は4月11日、中国やトルコ、サウジアラビア、欧州各国と電話で会談し、「エスカレーションは誰の利益にもならないこと、各国はイランに対しエスカレーションしないよう要請すべきであること」を明確に伝えたという。

 

またアメリカ中央軍の司令官も4月11日、予想されるイランの行動への対応をイスラエル側と調整するため、派遣されたそうだ。

 

ガザ市の市場が攻撃され、6人が死亡

 

一方、ガザ地区ではイスラエル軍の攻撃が続いており、4月11日にはガザ市にあるフィラス市場が空爆され、少なくとも6人のパレスチナ人が死亡、数人が負傷したという。その空爆の瞬間がこちら。

 

 

またガザ地区北部にあるジャバリア難民キャンプもイスラエル軍により攻撃され、少なくとも2人のパレスチナ人が殺害された。

 

ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプに隣接する村や町でも、激しい戦闘が続いているそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:US seeking to deter Iran from strike on Israel, officials say(4/11)

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Famine already occurring in north Gaza, says US(4/11)

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