イスラエル、世界的な批判を受け、拘束していた活動家全員を解放

イスラエル政府は5月21日、拘束していた外国人活動家ら全員を、国外退去にしたと明らかにした。
国際的な批判を浴びる
世界各国から集まった430人以上の活動家らが先日、ガザ地区へ支援物資を届けようとして船で出港したが、5月18日にはイスラエル海軍によって拉致され、拘束された。
イスラエルの極右国家安全保障相、イタマル・ベン=グヴィル氏は5月20日、拘束された活動家たちが両手を縛られ、額を地面につけさせられた動画を投稿し、多くの国々から批判を浴びた。
非難を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は5月20日、活動家らを「できるだけ早く」国外追放するよう指示。イスラエル政府は21日、拘束した活動家ら全員を、国外退去にしたと明らかにした。
拘留施設での暴力を証言
しかしイスラエルの拘留施設では、暴力が横行していたと、解放された活動家らが非難している。
他の活動家たちより先に国外追放されたイタリア人ジャーナリスト、アレッサンドロ・マントヴァーニ氏は21日、ローマのFiumicino空港で記者団に対し、次のように語った。
「自分たちは、手錠と足枷をつけられた状態でベン・グリオン空港に連行され、アテネ行きの飛行機に乗せられました。(拘束された時)イスラエル治安部隊は私たちを殴り、蹴り、『イスラエルへようこそ』と叫んでいました」
またイタリアの活動家で、五つ星運動所属の国会議員、ダリオ・カロテヌート氏も、拘束中に目を殴られ、蹴られたと述べた。
イスラエルの人権団体「アダラ」のミリアム・アゼム氏は、「活動家の1人が裸にされて、逃げることを強いられ、刑務官たちはそれを嘲笑っていた。イスラエル軍が船団を阻止する際にゴム弾を発砲し、一部の活動家が負傷した」と明らかにした。
イスラエルの刑務所は、「アダラ」の主張を否定しているが、SNSには全身があざだらけになった男性活動家の写真も公開されている。
Flotilla participants are arriving at Istanbul airport. This is what Israel military and prison personnel did to them. pic.twitter.com/DbbXxJWi55
— Heidi Matthews (@Heidi__Matthews) May 21, 2026
イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は5月21日、EUのカヤ・カラス外務・安全保障政策上級代表に対し、ベン=グヴィル氏への制裁について協議するよう要請したという。
(了)
出典元:The Guardian:Israel deports foreign Gaza-bound flotilla activists after global outcry(5/21)


























