Switch news

知っておきたい世界のニュース

イスラエル軍の攻撃により、これまでにレバノンの子供200人が死亡:国連発表

イスラエル軍の攻撃により、これまでにレバノンの子供200人が死亡:国連発表
X_Middle East Monitor

国連児童基金(ユニセフ)は5月14日、レバノンでイスラエル軍の攻撃により、これまでに数多くの子供たちが犠牲になっていると発表した。

 

子供200人が死亡、806人が負傷

 

ユニセフによれば、3月2日以降、レバノンではイスラエル軍の攻撃により、少なくとも200人の子供が死亡し、806人の子供が負傷したという。

 

これは1日あたり約14人の子供が死傷している計算になり、4月17日から停戦が発効しているにもかかわらず、過去1週間だけで少なくとも59人の子供が死傷したとし、ユニセフは声明で次のように述べた。

 

「レバノンの子供たちは、依然として暴力、避難、そしてトラウマとなる出来事にさらされている。子供たちは、本来なら学校に戻り、友達と遊び、数カ月にわたる恐怖と混乱から立ち直ろうとしている時期に、命を落とし、傷つけられている」

 

また国連によると、130回を超えるイスラエル軍の攻撃により、少なくとも103人のレバノン人医療従事者が死亡、230人が負傷したという。

 

14日もレバノン南部を攻撃

 

3月2日以降、イスラエル軍はレバノン南部を繰り返し攻撃し、首都ベイルートやその他の地域への攻撃も拡大させている。

 

5月14日もイスラエル軍はレバノン南部の町、Ali al-Taherの丘陵地帯に加え、Nabatieh al-FouqaやKfar Tebnit、Jebchit、Mefdoun,といった町々を砲撃。またレバノン南部の町、Srifaではイスラエル軍の空爆により、集合住宅が完全に破壊され、2人が死亡した。

 

レバノン保健省によると、3月2日以降、イスラエル軍の攻撃により、14日までに2896人が死亡しており、その中には女性、子供、医療従事者589人が含まれるという。またレバノンでは、約120万人が家を追われているそうだ。

 

3回目の停戦交渉

 

イスラエルとレバノンの代表団は5月14日、アメリカのワシントンD.C.に到着し、国務省本部で3回目の停戦に関する協議を行った。

 

この協議は5月15日まで続けられ、アメリカの政府関係者も加わるが、イスラエルやレバノン、アメリカの最高指導者クラスが参加しておらず、大使レベルの協議にとどまっている。

 

一方、レバノンのシーア派組織「ヒズボラ」は、この直接協議がイスラエルへの「無償の譲歩」に等しいとして、拒否の姿勢を改めて表明した。

 

「ヒズボラ」もイスラエル北部へ攻撃

 

その「ヒズボラ」も5月14日、レバノンの国境付近にあるイスラエル北部の町で、イスラエル軍に対する攻撃を行ったと明らかにした。

 

「ヒズボラ」によれば、イスラエル北部の町、Rosh Hanikra(Ras an-Naqoura)で、イスラエル軍兵士の集結地点をドローンで攻撃したという。

 

この発表に先立ち、イスラエル軍は「ヒズボラ」が「爆発物を搭載したドローン」を発射し、「イスラエル人の民間人数名が負傷し、治療のため搬送された」と発表していた。

 

イスラエル軍がガザ地区へも攻撃

 

イスラエル軍は、停戦中であるにもかかわらず、ガザ地区へも攻撃を続けており、5月14日にはガザ地区北部で、イスラエル軍の攻撃により、少なくとも4人のパレスチナ人が死亡、子供を含む数人が負傷した。

 

この攻撃に先だち、イスラエル軍はガザ地区北部の町、ジャバリヤでも民間人の集団を標的とした空爆を行い、1人が死亡、子供を含む数人が負傷したという。

 

国連のFarhan Haq副報道官は14日、テントに侵入してくるネズミや昆虫により、ガザ地区で避難している人々が、皮膚感染症などの病気を訴えていると明らかにした。

 

Haq副報道官は、人道支援機関がガザ地区での衛生状態と害虫駆除の改善に努めているものの、持続的な対応には、埋立地の再開や瓦礫撤去の機材、その他の物資の搬入が必要だと警告した。

 

イスラエル側は、ガザ地区への機材や必需品などの支援物資の搬入を、現在も制限している。

 

ヨルダン川西岸でも少年が死亡

 

ヨルダン川西岸地区でも入植者やイスラエル軍の暴力が続いており、5月13日には中部のラマラで、10代の羊飼いの少年が殺害された。

 

当時、イスラエル兵に護衛された入植者たちが、パレスチナ人の羊を盗もうとし、家族がそれを取り戻そうとした時、イスラエル兵が発砲。これにより10代のYusef Ali Kaabnah.君が殺害された。

 

 

国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、この事件では、入植者らが約700頭の家畜を盗み、少なくとも2家族を強制的に家から追い出したという。

 

OCHAは、今年に入ってから220のパレスチナ人コミュニティで、800件以上の入植者による暴力が確認されていると警告。5月5日から11日の間にも、主にイスラエル軍の襲撃と入植者による攻撃で、子供10人を含む約70人のパレスチナ人が負傷したと明らかにした。(了)

 

出典元:Aljazeera:Iran war live: Chinese vessels allowed to sail Hormuz as Trump meets Xi(5/14)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top