ウクライナの旅客列車にドローン攻撃、ロシア軍が英元首相とCIA元長官を標的か?

ポーランドの国境を目指して走行していたウクライナの列車が、ロシア軍に攻撃され、機関車両が破壊された。
ウクライナ西部に大きな被害
ロシア軍は9月13日、ウクライナ全土に450機以上のドローンやミサイルの攻撃を行った。
ウクライナ軍はドローン405機とミサイル4発を迎撃したが、国内では少なくとも6人が死亡、40人以上が負傷したという。
今回の攻撃では、ウクライナ西部が特に大きな被害を受けており、13日の朝にはポーランド国境に向かって走行していた旅客列車も、攻撃を受けたそうだ。
これにより機関車両が破壊されたが、乗客らに死傷者は出ていない。
A Russian drone struck a train near Ukraine’s border with Poland, shortly after Former UK PM Boris Johnson and other diplomats left the station.
Ukraine says passengers from the affected train were ordered to evacuate just 15 minutes before the strike. pic.twitter.com/vnnqr43ESp
— Al Jazeera English (@AJEnglish) September 14, 2026
車掌から避難の可能性を告げられていた
キーウからポーランドの町、ヘウムに向かう夜行列車に乗車していたイギリス人経済学者(匿名を希望)によれば、乗車時に車掌から、走行中に避難する可能性が高いと告げられていたという。
そして乗客らは国境付近で10時間過ごし、3回避難して、鉄道職員が乗客たちに下車を促し、湖畔の茂みに身を隠すよう指示したそうだ。
この経済学者は、ウクライナ側の対応を「迅速かつ規律的だった」と評し、「避難の事前警告もきちんと行われ、全員がそれに従った」と語っている。
この路線を運営しているウクライナの鉄道会社によれば、ロシアの攻撃の直前、ヨーロッパ諸国からの安全保障顧問団やイギリスのボリス・ジョンソン元首相、アメリカのデビッド・ペトレイアス元CIA長官を乗せた列車が、国境検問所を通過したという。
この列車は運行スケジュールを見直し、予定より早く駅を出発していたため、もしかしたら、ロシアの攻撃がジョンソン元首相やペトレイアス元CIA長官をターゲットにしていた可能性もあるそうだ。ジョンソン元首相は「X」に、次のように投稿した。
「今朝、プーチン大統領がポーランド国境付近で停車中のウクライナの機関車を攻撃した動機が、一体どんな歪んだ論理に基づいていたのか、私には理解できません。しかし、確かなことは、これはウクライナ国民が日々耐え忍んでいる、無差別で無意味な攻撃の一例であり、民間鉄道でさえも標的になっているということです」(了)
出典元:The Guardian:Train carrying Boris Johnson and ex-CIA chief may have been targeted in Russian strike, officials say(9/13)


























