ブラジルで2才の女児が、ピラニアに襲われて死亡

ブラジル·アマゾナス州の女児が川に落ち、首をピラニアに食われて死亡した。この事件をきっかけに、ブラジル国内ではピラニアの危険性を指摘する声が再び高まっている。2023年には少なくとも8人がピラニアの攻撃を受けて、大怪我をしているそうだ。
水上の家から落ちる
Clara Vitoriaちゃん(2才)は、アマゾナス州Coari市に近い川で水上生活をする一家の子供。両親が気づかないうちに家屋から彷徨い出て、川に落ちた。
娘がいないことに気づいた両親が川を探し、約5分後にClaraちゃんを発見。しかし水から引き上げた時にはすでに死亡していた。遺体は検死のために法医学研究所に送られ、警察が詳しい調査を開始したとのこと。
ピラニアが食いついた傷は、Claraちゃんの首に集中していたと報じられている。
Claraちゃんが落ちた場所は、水上にシャワー設備を作る予定の場所で、そこだけ穴が空いたままになっていたそう。人の転落を防ぐための囲いや手すりなどは設置されていなかった。
ピラニアは臆病な性質とされているが
ピラニアは鋭利な歯と強靭な顎を持つ肉食性の魚だが、Wikipediaによれば、性質は臆病なのだそう。普段は他の魚や水に落下した雛鳥やネズミなど、自分より小型の魚類や動物を食べている。だが、血液臭や水面を叩く音に敏感に反応し、群全体が興奮状態になると水面が盛り上がるほどの勢いで獲物に食らいつくとのこと。
2023年にはブラジル・マナウス市に近いリゾート地で、川遊びをしていた少なくとも8人がピラニアの被害にあった。その1人は当時メディアにこう話している。
「踵に衝撃のようなものを感じました。電気ウナギにやられたのかと思いました。水から上がると何人かの人がピラニアに噛まれたと言っていました。それで自分の足を見てみると、噛まれた跡があったのです」(了)
出典元:EN.HABERLER.COM:A 2-year-old girl in Brazil died in a piranha attack(12/24)
出典元:Daily Mail:Piranhas kill girl, two, after she falls into river near her home in Brazil(12/24)

























